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【ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 清水】F東京側プレビュー:F東京が、5年ぶりの熱狂の舞台を目指して『覚悟』を見せる(09.09.05)

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9月6日(日)ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 清水(18:00KICK OFF/味スタ
★FINAL進出が決まる瞬間を見届けよう!第2戦チケット情報
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清水側プレビューはこちら

ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦が、明日18時、F東京のホーム味の素スタジアムでキックオフする。9月2日に清水のホーム、アウトソーシングスタジアム日本平で行われた第1戦は2−2で引き分けた( /jsgoal_archive/result/2009/0902/20090020060120090902_detail.html )。現時点で優位に立っているのは、2つのアウェイゴールを奪ったF東京だろう。第2戦を0−0、1−1で引き分けたとしても決勝進出となる。清水の決勝進出の条件は、勝利もしくはアウェイゴールを3点以上奪っての引き分けが必要となった(2−2の場合は延長戦)。

 F東京の先発メンバーに大きな変更はないだろう。第1戦後、平山相太が体調不良で練習を回避し、米本拓司は練習中に負傷するアクシデントもあった。だが、2人は順調に回復して小平グランドでの前日練習にも参加している。第1戦での先発メンバーがそのまま、第2戦のピッチに立つことになりそうだ。
「ラスト10分、20分は通常のリーグ戦では起こりえないことが起こるゲームになる。カップ戦とはそういうもの」(城福浩監督)
前日練習では、センターバック4人を同時起用する超守備的な布陣と、ブルーノ・クアドロスを中盤のトップ下で起用する超攻撃的布陣の両方を確認した。城福監督は「決勝に進出するためには何でもやる覚悟がある」と決意を語った。

今シーズンのヤマザキナビスコカップは、予選リーグを通じて若手選手が成長して決勝トーナメントに進出した。そういった意味では、クラブ初タイトルを奪った04年と状況は似ている。だが、5年間でメンバーも様変わりし、当時を知る選手も少なくなった。プロ1年目だった梶山陽平はこう振り返る。
「前回は、途中からの出場が多かった。ケリーや他の中心選手の活躍があって決勝に進めたし、決勝も途中からだった。だから強く印象に残っているというわけではない。試合に出続けて今、より決勝にいきたいという思いは強い」
 梶山は昨シーズンから10番を背負い、チームを牽引する立場へと変わった。今度は、自分の手で決勝を掴み取るという思いが強い。そして、5年前、若いチームの象徴だった石川直宏と茂庭照幸は、年齢とともに多くのことを経験してきた。石川直宏は言う。
「5年間、本当に色々なことがあった。あの頃はあの頃のよさがあったけど、今は今でまた違うよさがあると思う。僕には積み重ねてきたものがある」(石川直宏)
 石川はけがを乗り越え、再び輝き始めた。順風満帆なサッカー人生ではなかっただけにもう一度、あの舞台に立ちたいという思いがある。
そして、茂庭は今シーズン苦しい日々を送ってきた。先発メンバーから外れ、ピッチで戦う仲間を見守ることしか出来ないこともあった。「全てを味方にするのは自分次第。今、手を伸ばせば届きそうなものを、手を伸ばして掴むためにもやらなければいけない」。今野、長友が日本代表活動でチームを離れ、再び巡ってきたチャンスを生かすためにも決勝進出にかける思いは強い。すべては再び熱狂の舞台に立つために。
「いつになっても選手として決勝の国立という舞台でプレーできるというのは特別なこと。ヤマザキナビスコカップは予選を通じて固定された11人だけでは勝ちきれない大会。そういった意味でもFC東京というチームが評価されると思う。準決勝に勝って、国立に立ちたい。そしてもう一度、歴史に名を刻みたい」(茂庭照幸)
明日は決勝をかけた戦い。それぞれが思いを馳せる11月3日を目指して、残り90分間で全てを出し尽くす。

以上


2009.09.05 Reported by 馬場康平
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