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【J2:第38節 C大阪 vs 甲府】プレビュー:今季2戦2分け。3度目の勝負、決着なるか!? C大阪vs甲府の上位直接対決(09.09.05)

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9月6日(日)J2 第38節 C大阪 vs 甲府(18:00KICK OFF/長居
スカパー!生中継 Ch183 17:50〜(解説:長谷川治久、実況:谷口広明、リポーター:森田純史)
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 第3クールもすでに3節を消化。残りはあと14試合。それでも、C大阪と甲府の勝点差はわずか3。しかし、順位は首位と4位。ともにJ1復帰を狙う両者にとっては、その条件のひとつとなる3位以内確保に向けて、落とせない大事な戦いが続く。そのなかで、いよいよ6日の日曜日、C大阪のホーム、長居スタジアムで、18時から雌雄を決する上位直接対決がやってくる。

 過去のリーグ戦対戦成績は4勝5分け2敗(J2では3勝5分け1敗)とC大阪が甲府をリードしているが、今季に限っては2分けと互角。この2試合を見た限り、攻撃力ではややC大阪に分があるものの、力は拮抗している。そして、ともにキム ジンヒョン、荻晃太といった素晴らしい守備力を持つGKを筆頭に、この対戦では守備陣の粘りが光る。当然、C大阪では香川真司、乾貴士、カイオら、甲府ではマラニョン、大西容平、藤田健ら、攻撃のタレントに注目は集まるが、いかにチームとしてディフェンスを確立していけるかというのも、勝負の分かれ目になりそうだ。
 そういった意味においては、総失点数43と、これまで守備に不安を抱えていたことは否めないC大阪として、最近2試合の連続完封勝利は、少なからず自信になっているだろう。

 MFマルチネスが第35節水戸戦で負傷し、全治2カ月の診断を受けて、治療のためブラジルへ一時帰国。攻守の要となる背番号10を失う緊急事態となったが、代わってボランチに入ったMF船山祐二がすぐにフィット。7月に鹿島から期限付き移籍でやってきた背番号11が、待ちに待った公式戦の舞台で、持ち味のパスさばき、タイトな守備で、勝利に大きく貢献している。その活躍に続くかのように、チームも一体感のある守備を展開している。
「サッカーは面白いもので、やっぱりディフェンスから入るとリズムがよくなる」と、船山。前節の富山戦も、相手に押し込まれた前半、レヴィー クルピ監督による思い切った選手交代、システム変更などで守備を立て直すと、後半に奪った香川の2戦連発弾となるゴールを、最後は1人退場者を出しながらも守りきった。今節の大一番も、相手に先手を許さない、ハードワークを惜しまない守備が、C大阪には求められる。

 先制点を与えてはいけないというのは、甲府も同じ。第3クールに入り、どのチームもますます厳しい戦いが続くなか、大量得点はそうそう望めない。前節こそ愛媛に1-1のドローに終わったが、第35節徳島戦、第36節富山戦は、いずれも1-0の最少スコアで勝利。後半、試合が進んでいくなかで、徳島戦ではマラニョンが、富山戦では國吉貴博が、均衡を破る値千金のゴールを奪い、この1得点で勝点3を積み上げていった。こちらも、GK荻、DFダニエル、MF林健太郎といったセンターラインを軸に、強力C大阪攻撃陣を食い止められるかがポイントになる。

 そして、両者の守備が思い通りにいくかどうかは、いわずもがな、エースの出来が左右する。C大阪なら現在J2得点ランキングトップ(21得点)の香川。甲府ならチーム得点王(12得点)のマラニョンだ。大事な試合だからこそ、どちらが多くゴールに絡めるかにより、勝敗が決するといっても過言ではない。

 数多くの見どころがあるC大阪と甲府の一戦。ホームのC大阪としては首位をキープし続けるために、アウェイの甲府としてはこれ以上勝点を離されず、逆に順位をひっくり返すためにも、どちらも絶対に負けられない。そして白星が欲しい試合となる。最後に笑うのは、レヴィー クルピ監督か、安間貴義監督か。それとも、三度、痛み分けとなるのか。その結末は、6日夜、明らかになる。

以上

2009.09.05 Reported by 前田敏勝
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