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【J2:第38節 岐阜 vs 湘南】プレビュー:過去2戦とも2−2のドロー。天敵・坂本紘司を抑えて、今度こそ決着を!(09.09.05)

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9月6日(日)J2 第38節 岐阜 vs 湘南(18:00KICK OFF/長良川
スカパー!生中継 Ch172 17:50〜(解説:大野聖吾、実況:堂野浩久、リポーター:桑原麻美)
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前々節、前節と岐阜はアウェイでの戦いを強いられた。仙台へ行き、すぐに熊本に移動するという過酷な日程をこなしてきた。選手たちに疲労の色が残っていることは否定できないが、前節の熊本戦はその疲労を軽減させてくれるような大勝を見せた。熊本に5-2での勝利は、前々節の仙台戦のロスタイム被弾での敗戦のショックも和らげてくれた。

待ちに待ったホームでの試合。相手は4位の湘南だ。湘南とはこれまで2戦ともに2−2のドローだけに、今度こそは決着をつけたい相手である。
湘南はずっと【4-3-3】で縦のポゼッションを軸に攻撃を組み立てていたが、ターゲットのFW田原豊が怪我で長期離脱したことで、反町康治監督はシステムを【3-4-3】にしシフトチェンジ。中盤を厚くして、中盤でのポゼッションと守備にウェイトを置くサッカーに切り替えた。しかし、34節(8/15)で草津に敗れるなど、思うように結果が出なかったこともあり、リンコン加入を受けて、再び【4-3-3】に戻した経緯がある。
リンコンをセンターフォワードに置き、再び縦へのポゼッションを軸にした攻撃を組み立てようとするが、田原の時ほど、しっかりとはまっているとは言えないのが現状だ。前々節の福岡戦こそ、リンコンのロスタイム弾で勝利を収めたが、前節の栃木戦は決定力不足が露呈し、1-1のドロー。まだチームの立て直しが出来たとは言い切れない。

岐阜としては、そこに漬け込みたい。ここ2試合、これまでずっとゴールから遠ざかっていたFW西川優大がしっかりと結果を残しており、それに触発されるように、FW佐藤洸一もゴールを決めている。岐阜が誇る前線のツインタワーが噛み合いだしたことで、岐阜の攻撃力は一気にアップしたと言っていい。さらにMF嶋田正吾もゴールを重ねており、攻撃陣は全体的に上り調子にある。
だが、不安要素もある。ここ7試合で14失点と、1試合に2点の割合で失点を重ねている点だ。一つは攻撃に力を入れることで、アンカー気味で広範囲をカバーするMF橋本卓への大きな負担がかかっている。さらに両サイドバックが攻撃的ゆえに、DF田中秀人と菊池完の両センターバックがサイドに引っ張り出されたり、1対1の状態でマッチアップする状況が生まれてしまい、全体に守備への負担が大きくなってしまっている。
リスクを背負って攻めているわけだから、こうした負担は当然といえば当然だが、多少のリスクマネジメントが必要である。まず、ボランチは今、橋本とMF菅和範が縦関係にあるが、ここのバランスをもっと意識した連動が必要だ。センターバックがサイドに引っ張り出されたときに、橋本がケアした後のバイタルエリアのスペースをどう埋めるか。菅が落ちるのか、両サイドハーフが絞るのか。そこの意識を今までよりも高めに持たないといけない。
その上で、湘南で注意しなければいけないのが、過去2戦ともゴールを許しているMF坂本紘司の存在だ。2シャドーの一角に位置する彼は、味方の3トップの間隙を巧みに突いてくる。つまり、DFライン、MFラインのギャップを見逃さずに、したたかに突いてくる彼を、いかにケアできるか。前述した連動がより重要になってくる。

果たして、仙台で出来なかった『上位撃ち』を久しぶりに帰ってきたホーム・長良川で実現できるか。『長良川劇場』を待ちわびているホームのサポーターのためにも、ここで湘南を撃って、一気に弾みをつけたいところだ。

以上


2009.09.05 Reported by 安藤隆人
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