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【J2日記】岡山:新米記者の日記〈その3〉(09.08.24)

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第3クールが始まった。さすがにもう新米記者を名乗っていられないこのタイミングで、今まで岡山の選手たちから聞き溜めた、印象深い言葉を紹介することにする。これらはすべて、この新米記者に対し、選手がわざわざ、かみ砕いた表現を選び、わかりやすく話してくれた言葉である。

・「僕、雑なことが嫌いなんですよ」(キャプテン サイドハーフ・川原周剛選手)

「どうしたら、あんなに柔らかなFKが蹴れるんですか」と聞いた時の答。ふだんの生活においても雑なことをしない川原選手は、試合中の苦しい時は余計に、ボールを受ける選手のことを考え、丁寧にプレーすると話した。そういえば練習の時から、彼が丁寧じゃない時はない。

・「サイドバックから前線って遠いんです」。(右サイドバック・澤口雅彦選手)

「自信を持っていることは?」と聞いた時、「フォワードに入れるパス」と答えた澤口選手。「僕のいる右サイドバックに立ってみるとわかると思うんですけど」という前置きで、前線までには相手もいて、遠いけど、ボールを置く位置や顔を上げるタイミング、角度によって、相手がパスコースを切るために動いてくる、その動きと駆け引きしながら、空いた方へとボールを送る。そういう意味から「サイドバックもゲームを作っていけるポジション」だと教わった。

・「メッセージ付きのボール」。(左サイドハーフ・小林優希選手)

いつか「精度が高い」以上の表現を見つけなければ…と思う、小林選手の左足のキック。フリーキックがそのままゴールネットを揺らしたことだってある(第12節)。彼が自分に課しているものは、「前線へとつながるメッセージ付きのボールを蹴ること」。この表現は誰が言い出したものか知らないが、気取らない小林選手が言うからこそのかっこよさがある。

もうひとつ番外編。

・「それよりも長居スタジアムに無事着けるかどうかが不安で」。(ボランチ・竹田忠嗣選手)

第8節・セレッソ大阪戦で、それまでセンターバックに入っていた金廣閔選手が足の不調で当日になって出られなくなり、急遽、監督から電話で招集された時の話。「新幹線に乗っている間に気持ちを作ってこいって監督に言われたんですけど、僕、東の人間だから、新大阪駅から長居にどうやって行けばいいのかわかんなくて。ずっと携帯で検索してたんです」。頭脳的プレーヤーとして、手塚聡監督からの信頼も厚い竹田選手は当時、(これ言ってもいいのかなぁ)と不安そうだったので、約3ヶ月間あたためて、時効になったと判断して紹介しました!

以上

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2009.08.24 Reported by 尾原千明
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