8月24日(月)J1 第23節 大分 vs 神戸(20:00KICK OFF/九石ド)
スカパー!生中継 Ch180 19:50〜(解説:岡中勇人、実況:小笠原正典、リポーター:成尾佳代)
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リーグ戦3分の2を終え、勝点10で最下位の大分と勝点26で残留ボーダーライン上にいる15位の神戸。低迷する両チームは、成績不振や突然の辞意表明により監督を交代。J1残留が今季の最大の目標となったチームの生き残りを賭けた戦いとなる。とくに大分にとっては残留ラインの勝点差16をこれ以上離されることは、残りの試合数を考えても終焉を意味することになり、“絶対に負けられない戦い”という思いは強いはずだ。
今週は水曜日の試合後、金曜日に完全オフを挟み心と身体をリセットした大分。「監督のサッカーを体現しようと休みなくハードな練習をしてきた。身体のケアも必要だったが、頭を整理するうえでもリフレッシュできた」と深谷友基が言うように、翌日の練習では選手たちは心身ともに万全な状態で意欲的な姿勢を終始見せ続けた。そのなかで、ボールポゼッションの割には、決定機をほとんど生み出すことができなかった攻撃力改善のためにシュートを意識した練習を繰り返した。最後の部分のアイデアという点でポポヴィッチ監督は「速く強いパスは回せるが、遠藤選手(G大阪)のような柔らかいパスを出せる選手がほしい」と語っていたが、前節広島戦で途中交代ながら攻撃を活性化した清武博弘や家長昭博、負傷退場した金崎夢生の大分の誇る若き中盤の3人は、「可能性を秘めている」と期待をしており、注目したい。
J1残留法はケースバイケースではあるが、連敗しないチームをつくるとなると守備をしっかりさせることが常識だろう。甲子園で湧く高校野球然り、プロ野球も投手を中心とした守備力が常勝の王道と語られる。だがポポヴィッチ監督は「待つだけ、受けにまわるだけのリアクションサッカーでは後手になる。相手の長所を消すより、相手に問題をつくらせるために攻めるアクションサッカーを重視している」。攻撃が連敗しない最善の方法と選択した指揮官のサッカーを体現するためにも、前述3人の活躍なしに成立しない。最後にものをいうのは点をもぎとる力であることを証明してほしい。
対する神戸は、何がなんでもJ1に残るというメッセージを込め、守備を組織化する手腕を買って三浦俊也監督を招聘。就任後2試合で連続無失点が示すとおり堅守を発揮。1勝1分で着実に勝点を積み重ねている。さらに、前節ではエースの大久保嘉人がゴールを決め、茂木弘人やボッティといった攻撃陣が好調を維持。「得点すれば逃げ切れる」という勝利の方程式が攻守に好影響を与えている。今節もしっかり守備を固め、隙あらばカウンターで得点を狙う堅実なサッカーを展開してくるだろう。J1生き残りをかけ、王道の守備を選んだ神戸といばらの道となる攻撃を選んだ大分。どちらの選択が正しかったかのは、JI残留のゴールテープを切るまで分からない。ただ今節は崖っぷち争いの大一番であることには変わりない。
以上
2009.08.23 Reported by 柚野真也
J’s GOALニュース
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