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【J1:第18節 大宮 vs F東京】レポート:F東京がリーグ戦5連勝!大宮は3戦連続の不発で攻守に課題を残す。(09.07.19)

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7月18日(土) 2009 J1リーグ戦 第18節
大宮 0 - 3 F東京 (18:04/NACK/13,527人)
得点者:44' 平山相太(F東京)、71' 今野泰幸(F東京)、89' 平山相太(F東京)
スカパー!再放送 Ch185 7/20(月)18:00〜(解説:柱谷幸一、実況:下田恒幸、リポーター:長友美貴子)
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スケジュールの詰まったF東京に比べ、コンディションにも分がありさらにホームゲームだったにも関わらず、大宮は完敗だった。シュート数だけ比べれば大宮の5に対してF東京は17。チームとしてのスタイルの違いもあるから一概には比べられないが、それでも大きな開きだ。更に、大宮は加入したばかりにドゥドゥのフィットにも問題があった。立ち上がりから、試合に入れていない印象さえあった。高い位置でのパスミスから一気にカウンターを食らうことも続き前半のうちにソヨンドクと交代。技術の高さは印象付けたが、まだまだ馴染むのに時間がかかりそうだ。一方明るい兆しは思い切りの良かったソヨンドクのプレーか。まだ19歳の彼の若々しく運動量豊富なプレーはチームを一気に力づけることがありそうにも見えた。とはいえ、0−3の敗戦。攻守に課題が突きつけられる試合だった。

前半の立ち上がりは、どっちもどっちというようなミスの応酬。大宮がミスからカウンターを食らえば、逆にF東京もシュートまで行っても精度が低かったり跳ね返されたりもすると大宮がそれに応戦する。「試合を通して危ない場面はなかったし、相手は攻めどころがなかったと思う」と胸を張る長友佑都でも「前半はミスも多かったし苦しかった」と認めざるを得なかった。また、大宮も前半の早い時間帯は勢いを持った攻撃をすることができていた。それだけに、その時間帯にフィニッシュまで行く回数の少なさが悔やまれる。「積極性とか思い切りがない」と藤本主税は振り返るが、それが冒頭に挙げたシュート数の少なさにつながっているのだろうか。何が何でもフィニッシュを目指し、前線の長身選手をねらってロングボールを入れ、そこに2列目が絡むというスタイルがはっきりしていたF東京に対し、サイドからの攻撃を試みるも石原直樹らにまで渡らずシュートまで行く前の段階で失ってしまう大宮。立ち上がりこそ大宮のペースだったが、徐々にF東京にペースは移る。

そして、あっというまの出来事だった。前半終了間際、ドゥドゥからソヨンドクへの交代が行われた直後、ポジション修正をしようかどうかというような間にやられてしまった。そこまでも再三やられていたロングボールへの守備が若干乱れるとそこから一瞬の隙を突いた平山相太のゴール。「僕とかカボレへの楔のボールに羽生さんが反応してくれるから」というチームとして奪ったゴールだった。

後半に入り、輝きを放ったのはソドンヨク。「あいつが一番イヤだった」と振り返ったのはF東京GKの権田修一が振り返ったほど。前線で高い運動量と積極的な飛び出しを見せ、チームに躍動感を与えた。だが、F東京はミスの続いた前半に比べて立ち直りを見せていた。「コンディション的にも苦しい中1−0の試合になるだろう」と試合前に城福監督は話したそうだが、後半に入りF東京の守備の固さが増し、大宮・石原直樹がウラに抜ける場面もなければ大きなチャンスも生まれなかった。2失点目は71分の右コーナーキックから。それまでの再三合わせられていたブルーノクアドロスにまたもぴたりと合わされ、一旦はボールをはじき返すも今野泰幸が押し込んだ。3失点目は89分、再び平山が体制を崩しながら強引に流し込んだ。

F東京がはっきりとタテに早くその中で決めていくというスタイルを見せるのに対し、大宮はどこかはっきりせずに終った。サイドに起点を作っての攻撃も「(前節対戦した)名古屋と同じ攻めだった」と振り返られてしまった。明るい兆しは新戦力ソドンヨクのプレーだったが、それもチームとして活かしきらなくてはいけない。後半戦の立ち上がり、大宮は痛い黒星からのスタートとなった。

以上
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