6月29日（月）、徳島スポーツビレッジにて「2009四国ダービー祭り記者会見」が行われました。
会見で発表された「2009四国ダービー祭り」の概要については、以下の通りです。
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☆「2009四国ダービー祭り」記者会見（2）両チーム社長・選手コメント

出席者：
【徳島ヴォルティス】代表取締役社長　新田広一郎、事業部長　福島義史、
倉貫一毅選手（2009年キャプテン）
【愛媛FC】代表取締役社長　亀井文雄、取締役ゼネラルマネージャー　佐伯真道、赤井秀一選手（2009年副キャプテン）

1．出席者紹介
司会者により各氏が紹介される。

2．四国ダービーの歴史、両クラブ監督・選手メッセージ
ダービーの戦いを編集したビデオを放送し、その映像の中に両クラブ監督や選手のメッセージが流された。

3.「2009　四国ダービー祭り」について、徳島ヴォルティス・福島義史事業部長から説明がありました。

●福島義史事業部長（徳島）:

「Jリーグでは2010年に総観客数を1100万人に達成させる『イレブンミリオンプロジェクト』を推進しています。それに向けて徳島ヴォルティスの平均入場者目標は4500名で、現在は3824名という実績です。また愛媛FCさんは5000名を目標とされており、現在は3575名となっております。両クラブとも残念ながら目標数には届いていない状況です。そこで昨年に引き続き両クラブが協力し、四国ダービーをより盛り上げていきたいと考えております。ダービーマッチは世界各地で行われており、地域や街のプライドを賭けた大切な闘いです。その試合を一人でも多くの方に観戦していただければと思っています。

徳島ヴォルティスは昨年9月27日に行われたホームでのダービー戦で、クラブレコード観客数の11897名の方にお越しいただきました。また試合結果も5−0で勝利しましたし、多くの皆様ともう一度あの感動を味わえたらと思っております。

今季、次の四国ダービーは8月1日、ここ徳島で開催されます。2004年、前身の大塚製薬対イタリア・レッジーナとの入場者数が17,724名でありましたので、今回はそれを上回る18,000名を目標入場者数といたしました。ヴォルティスブルーで埋め尽くされたスタジアムで、新たな歴史を皆様方と作っていければと考えています。

徳島の夏は阿波踊りで盛り上がっており、街中が人と熱気で溢れかえります。その阿波踊りのように「人と熱気でスタジアムを埋め尽くしたい」その強い想いで「四国ダービー祭り」を開催いたします。そしてこのダービーマッチに日本中が注目してくれるよう、努力したいと思っています」

●動員に向けた告知活動の説明
・オフィシャルファンクラブ「CLUB　VORTIS」のプラチナ、ならびにゴールド会員の皆様へ「お誘いチケット」を送付させていただきます。
・7月1日より3市4町のホームタウンを中心に懸垂幕での告知を行います。徳島大学、駅前そごうにもお願いしております。
・宣伝カーによる告知活動を行います。
・ダービーマッチ専用のポスター3000枚、チラシ30万枚の配布を行います。チラシをご持参いただいた方には来場者プレゼントを用意しております。
・ダービーステッカー配布による告知活動も行います。夏休み期間中なので多くの子供達に観戦してもらえるようお子様用と大人用の2種類を作製いたしました。
・HPでは四国ダービー専用ページを作製します。
・学校、ホームタウン、企業へ出向き、選手による告知活動も行います。同時にサイン会や写真撮影会も実施いたします。
・街頭での告知として、チラシ配布キャンペーンも行います。
・7月21日より、四国ダービーウイナーズフラッグをホームタウンへ回覧します。それにより徳島県民皆様の想いをひとつにして闘いに臨みます。
・キックオフ時には飯泉知事にセレモニーを行ってもらう予定です。
・7月26日、アウェイの湘南戦は東新町商店街にてパブリックビューイングを行います。
・サッカー協会様を中心とした応援バスツアーは、阿波・讃岐・淡路のトライアングル交流圏推進協議会の東かがわ市、南あわじ市の皆様を巻き込むバスツアーを企画しています。
・当日は鳴門駅からスタジアムまでの無料シャトルバスを用意いたしております。

●当日のイベントについて説明
・「四国ダービー祭り」として時計台広場のイベントを14時から開始します。
・四国4県の祭りを一堂に集めたいと思っています。徳島は阿波踊り、愛媛県は野球拳踊り、高知県はよさこい踊り、香川県は高松踊りの予定です。
・グルメ対決を3種類企画しました。徳島バーガー対じゃこかつバーガー、徳島ラーメン対八幡浜ちゃんぽん、徳島特産かき氷対伊予かんかき氷です。
・物産展はホームタウン、阿波の逸品、徳島県漁連、東かがわ市、南あわじ市となり、徳島県のキャラバンバス「新鮮なっとくしま号」、四国電力「ルネッサンス号」も登場します。
・ゲーフラ祭りをサポーターさんとの共同企画として開催します。
・ヴォルティスパークを無料開放いたします。
・クラブマスコットのスタジアムデビューもあります。
・選手が移動するためのラッピングバスのお披露目もあります。
・その他、前座試合、ハーフタイムイベント、展示や企画を多数ご用意いたします。

4．愛媛FCの集客活動について、佐伯真道GMより説明がありました。

●佐伯真道取締役ゼネラルマネージャー（愛媛）:

「今回のお話をする前に、前回4月25日愛媛ホームで行われた試合についてお話させていただきます。で、その話の前にまだもうひとつ前の話しになるのですが、2008年9月27日には0−5という屈辱的なスコアで愛媛FCは負けてしまいました。そのとき徳島さんは11897名という多くのお客様を集め、うちを完膚無きまでに叩かれ勝利されました。我々はそのことを重く受け止めており、強化面だけではなく集客の面についても同様です。

この四国ダービーはJリーグと一緒にいろいろ考えている中の施策のひとつですし、徳島にとっても愛媛にとっても重要なコンテンツです。先ほども申し上げましたが、強化や集客について互いが切磋琢磨し上を目指していくうえで重要な試合です。その反省を踏まえて今年4月25日に徳島さんを迎え撃ちました。我々の施策的には愛媛県全体からバスツアー、シニアの四国ダービー、グルメ対決等を企画しましたが、結果的に4072名で試合も0−2で敗戦。非常に悔しい想いをしています。ですので今回8月1日に向けて我々は徳島さんと共に四国ダービーを盛り上げていかなければならないと思っています。そういう意味で我々も自分たちのノルマを決めて愛媛から2000名の動員を目指しています。

内容については先ほど福島事業部長のご説明にあったとおりですが、ひとつ変わった試みとして婚カツバスツアーというのも企画しています。
とにかく成功のために会社一丸となって取り組む所存です」

以上