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【J1:第12節 横浜FM vs F東京】プレビュー:サイドの攻防を制し、ホーム4連勝を狙う横浜FM。F東京は得点力アップ(09.05.16)

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5月16日(土)J1 第12節 横浜FM vs F東京(19:00KICK OFF/横浜
スカパー!生中継 Ch180 18:50〜(解説:名波浩、実況:八塚浩、リポーター:中願寺香織)
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前節の大分戦で、今季初のアウェイ勝利、同じく初の逆転勝ちを飾った横浜F・マリノス。ここ5試合では3勝2敗と白星が先行。順位も8位まで上がり、より安定した戦い方ができれば、優勝戦線も見えてくるに違いない。
また14日の紅白戦では、松田直樹を中盤のアンカーに据えた4-3-3の新システムを試していた。選手の動きを見るとまだ不慣れな面もあったが、高みを目指すため、新境地を開こうとしていることは確かだ。

13位のFC東京は直近2試合は、対サンフレッチェ広島に0−2、対京都サンガF.C.に0−0と2試合連続無得点。前節の京都戦は19本のシュートを放つも、空砲に終わった。今節は、まずは「ゴール奪取」がテーマになるだろう。今シーズン、まだノーゴールの平山相太にも期待がかかる。

このゲームで注目したいのは、サイドの攻防。横浜FMの右サイド・田中裕介は、前節の大分トリニータ戦でMVP級の活躍をした。果敢に相手DFラインの裏へ走り込み、決勝ゴールをマーク。それ以外にも好機に絡んだ。サイドを駆け上がる無尽蔵の走力は、横浜FMの大きな武器になる。
彼は今節、日本代表左サイドバックの長友佑都とのマッチアップを迎える。好調の田中と、強烈な突破力を誇る長友との対決は必見。どちらがサイドを制圧するかが、主導権争いに影響を与えそうだ。

逆サイドでは、田中に負けじと小宮山尊信が機を見た攻撃参加を狙うはず。F東京の右ハーフの石川直宏が、左足肉離れのため、欠場が濃厚。今季好調だった石川の欠場により、小宮山は、より攻撃に力を注げる。ただし、小宮山の前に立ちはだかるのは、F東京の右サイドバック・徳永悠平。小宮山は徳永を、「大学時代から尊敬する選手」とリスペクトしている。しかし、勝負になれば話は別。「どんどん(1対1の勝負を)仕掛けたい」と、徳永との対決に意気込んでいた。

対決と言えば、"国見高対決"もある。出場が予想される横浜FMの兵藤慎剛と渡邉千真、F東京の徳永、平山は、4人とも国見高出身。また、徳永は早稲田大で兵藤、渡邉の先輩にあたる。お互いの特徴を知る4人が、どんな戦いを見せるのか。こちらも見ごたえがあるだろう。

また、ベンチの動きも気になる。横浜FMの三浦文丈コーチは06年まではF東京でプレーし、その後もチームに残り、コーチを務めた。それが今季から古巣に復帰。三浦コーチは、相手選手の特徴を掌握しているはず。木村浩吉監督にどんな進言をするのか。対するF東京の城福浩監督はどんな策を講じるのか。ピッチ外の動きも見届けたい。

昨季の両チームの対戦成績は横浜FMの1勝1分。横浜FMは、ホームで3−0と圧勝している。その試合では、山瀬功治が2得点1アシストと絶好調だった。敵地での対戦でも山瀬は得点こそなかったが、シュート4本を放つなど、攻撃陣を牽引。F東京は、彼を警戒しているに違いない。
ただ、前節の大分戦で、山瀬は今季初めてボランチで先発起用され、必然的に守備に回る時間も多くなり、ゴールには絡めなかった。今節もボランチ起用はあるかもしれない。その場合、彼がいかに多く前線に顔を出せるかが重要。F東京に脅威を与え、ホーム4連勝を飾るには、やはり山瀬の攻撃力は大きな武器となるだろう。

以上

2009.05.14 Reported by 小林智明(インサイド)
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