5月2日(土)J2 第12節 岐阜 vs 東京V(14:00KICK OFF/岐阜)
スカパー!生中継 Ch184 13:50〜(解説:大野聖吾、実況:松井秀、リポーター:桑原麻美)
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前節のアウェーの富山戦。J初参入の相手に、簡単にカウンターを許し、ノンプレスの状態で失点を喫する岐阜の姿があった。あれほど前線からの連動したハイプレスからの速攻を武器にしていた岐阜が、一人ひとりの距離が遠く、連動性に乏しい守備で失点を重ねていった。
連戦の疲労は確かにある。しかし、それ以上にチームとしての戦う意識が乏しかった。「どこでボールを取るのかがはっきりしていなかった。全体的に人任せになってしまっているところがあった」とDF菊池完が語ったように、チームとしてのボールの奪いどころがはっきりせず、個々がそれぞれの守備に動いて、意思統一ができていなかった。これには敵将・楚輪博監督も「クサビを収めるためにツインタワー(2人の長身ポストプレーヤー)にしたけど、そこに一発でパスが通って収まっていたので、一人にしてもう一枚を裏に抜け出すタイプにした」と、岐阜のプレスのゆるさを指摘した。
0−3というショッキングな敗戦の裏には、必然の流れがあった。それだけに東京V戦は、戦術云々よりも、まず全員がしっかりとチームで戦うという統一意識が重要である。すべてはそこをクリアしてから、戦術云々という話題が出てくる。松永英機監督も、「もっとゴールへの思いを強くしていかないといけない」と語ったように、今岐阜に欠けているのは根本的な部分にある。
さらにホーム長良川では、ここまで1勝4敗と、相変わらずの『外弁慶』が続いているだけに、まずはチーム全員で勝点3を掴みに行くというシンプルかつ、明確な目標設定をしなければならない。とにかく勝つ。何度も言うが、今サポーターが求めているのはシンプルに勝点3。今はもうそれしかないのだ。内容もまったく無視してはいけないが、優先順位はホームでの勝点3にある。これをなりふり構わず全員で掴むことで、初めて次のことが考えられるのだから。
一方の東京Vはいまいち波に乗れないでいる。
前節の熊本戦は先に2点を挙げながらも、一気に4失点で試合をひっくり返されるという、岐阜同様にショッキングな敗戦を喫した。現にこれまでの戦いを見ても波があり、勝ちと負けを繰り返しているが、若手が躍動しており、ちょっとしたきっかけで大きく変わる可能性がある。注目はチーム最多の6得点で、現在3試合連続ゴール中のFW大黒将志だ。長身FW林陵平とのコンビも噛み合ってきており、岐阜としてはいかにこの2トップにいいボールを供給させないかがポイントとなる。前述したように、富山戦では2トップに簡単にボールを入れさせてしまったことも敗因だっただけに、ここは細心の注意を払わないといけない。
すべてはホームでの勝利を。このシンプルかつ最重要事項を成し遂げることこそ、今のチームに課せられた最大のミッションである。早くホーム長良川に歓喜のときが来ることをサポーターは待っているのだから。
以上
2009.05.01 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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