4月29日(水) 2009 J1リーグ戦 第8節
G大阪 4 - 2 F東京 (19:03/万博/16,853人)
得点者:19' オウンゴ−ル(G大阪)、25' ルーカス(G大阪)、47' レアンドロ(G大阪)、68' チョジェジン(G大阪)、79' 石川直宏(F東京)、81' 鈴木達也(F東京)
スカパー!再放送 Ch180 4/30(木)12:00〜(解説:山野孝義、実況:寺西裕一、リポーター:竹島麻里子)
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「いいディフェンスがあれば、必ずガンバはいい攻撃が出来る(西野朗監督)」
ここ数試合、守備のもろさを露呈していたこともあり、G大阪が立ち返った原点は『連動した守備』だった。FWレアンドロ、FWチョ ジェジンの2トップを含めた前線が、しっかりと前線からボールを追うことでDFラインをあげることができ、それによって作り出されたコンパクトな陣形が、スタイルとするパスサッカーを輝かせる。
わかってはいながらも、前線からの守備力に欠けていたり、個の運動量が足りていなかったり、という中でここまでのJ1リーグ7試合ではコンスタントに白星を積み上げることが出来ていなかったが、この日のG大阪は違う。前節・神戸戦での敗戦から中2日。西野監督以下、選手たちはミーティング、トレーニングの中で気づいた問題点、つまりは『守備』における課題をハッキリと口にし、個の守備力アップを誓い合う中で、このF東京戦を迎えていた。
それが顕著に結果に表れた試合だった。
19分の先制ゴールこそ、MF遠藤保仁のスローインを受けたMF佐々木勇人が放り込んだクロスを、相手DFがヘディングでクリアしようとしてオウンゴールになったというラッキーなものだったが、後に続いた25分のルーカス、47分のレアンドロ、そして68分のFWチョ ジェジンのゴールは、いずれも攻守に連動した中で生まれた『らしい』得点だったと言える。コンパクトに戦いを進めた中で、お互いを近くに感じながらプレーすることでパスサッカーはいいリズムを刻み、その中で外国籍選手が揃ってシュートを枠におさめ、F東京を突き放した。
ただ「80分はやろうとしているサッカーをある程度、全員が共有してやれていた」と西野監督が振り返ったように、80分間は、だ。残りの10分間は点差が開いても諦めることなくゴールを目指し、アグレッシブな攻撃を仕掛けてきたF東京に翻弄された。というより、この時間帯はG大阪の攻撃陣と守備陣の意思統一がされていなかったと言うべきか。残り15分くらいから次々と攻撃の顔ぶれを代えながら戦いを進める中で、点差はあるとはいえ点を獲りたい攻撃陣と、失点なく試合を終えたい守備陣にギャップが生まれ、それによって全体が間延びし、F東京に中盤を制された。その『弛み』を見逃すことなく、F東京も79分にMF石川直宏が、81分に途中出場のMF鈴木達也が立続けにゴール。土壇場になって2点差にまで追いつく執念をみせたが「結果的に4点をとられてから目が覚めたと言われても仕方がない試合になってしまいました」とF東京、城福浩監督。16,853人を集めたゴールデンウィーク最初の一戦は、ガンバ大阪がものにした。
以上
2009.04.30 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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