4月29日(水) 2009 J2リーグ戦 第11節
富山 3 - 0 岐阜 (13:04/富山/3,184人)
得点者:9' 濱野勇気(富山)、65' 朝日大輔(富山)、72' 上園和明(富山)
スカパー!再放送 Ch182 4/30(木)05:30〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
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富山が初の1試合3ゴールを記録して快勝した。コーナーキックからの初得点で先制し、追加点を狙った早めの選手交代も奏功した。岐阜は一矢報いることもできず、これで7試合白星なし。隣県クラブの初対決は明暗がはっきり分かれた。
富山は前半9分、DF濱野勇気の先制点でゲームの主導権を握った。最初のCKをきれいに頭で合わせた自身Jリーグ初ゴール。昨季のJFL、J昇格を決めた試合の先制点もCKから濱野のヘディングだった。だが、J2での10試合でチームはFKを含めセットプレーからの得点がなかった。濱野は前節まで「JFLなら決めることができていた場面が何度もある。マークの厳しさが違う」との印象を話していた。待望のゴールが生まれ、またチームは一歩前進した。
前半にリードしたのも初めてだった。反撃に転じた岐阜に押されて守勢となった。「虎の子の1点のように守りに入った」と危機感を抱いた楚輪博監督は、後半早々に先手を打って攻めのカードを切った。「ツインタワーに入れたボールが、引いて受けたどちらかに収まっていたので、もう1人は裏を狙った方がよい」と判断。後半7分にFW永冨裕也に代わってMF木本敬介、同13分にはSHに朝日大輔を次々と投入して前線のスピードと運動量を一気に上げた。「相手が対応しにくいようにハーフタイムではなく、後半5−10分をめどに交代した」という周到な戦略が的中。同20分にカウンターから朝日が2点目、同27分には大小のパスをつないで上園が3点目を決めた。
気を緩めずに無失点で終えたことも評価に値する。次節、5月1日の栃木戦で初の連勝を狙う。
岐阜は前半の内容では上回っていた。同20分にMF嶋田正吾が自陣でのインターセプトから独走して決定機を作る。後半も9分にDF田中秀人がロングランしてGKと1対1になるなどゴールを脅かした。だが、「次の1点」を巡る攻防で我慢しきれずに失点すると、立て続けに3点目を与え、ゴールに向かう鋭さも失った。松永英機監督は「気をつけているのに失点してしまうのが今の実力。継続して意識していることだが、勝負弱さがある。シーズン通じて克服しなければならない課題だ」と話した。
富山は14位から11位に浮上。岐阜は15位から16位に後退した。
以上
2009.04.30 Reported by 赤壁逸朗
J’s GOALニュース
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