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【J1:第8節 新潟 vs 千葉】レポート:激闘の末のドロー。リードを守れなかった新潟と追いついた千葉。(09.04.29)

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4月29日(水) 2009 J1リーグ戦 第8節
新潟 2 - 2 千葉 (13:04/東北電ス/34,060人)
得点者:25' マルシオリシャルデス(新潟)、52' ボスナー(千葉)、54' 大島秀夫(新潟)、85' 斎藤大輔(千葉)
スカパー!再放送 Ch183 4/30(木)05:00〜(解説:梅山修、実況:内田拓志、リポーター:鈴木英門)
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新潟がリードし、千葉が追いつく。その展開で進んだ90分の結果は、2-2のドローだった。前半25分、新潟がマルシオ・リシャルデスの2試合連続ゴールで先制すると、千葉は後半7分にコーナーキックからボスナーのゴールで同点に。その2分後、新潟は大島秀夫がヘディングを決めて勝ち越すが、後半40分、千葉は斎藤大輔の同点のヘディングシュートが飛び出し、再び追いついた。ロスタイムも攻防が続いたが、決着はつかなかった。

勝てた試合。両チームとも同じ思いで結果を受け止めた。勝点3を逃したというショックが大きかったのは新潟だった。

後半40分に追いつかれたのは、攻撃的MFの松下年宏に代えて、守備的な千葉和彦を投入し、システムの4-3-3から4-4-2に変更した直後。「ベンチからの逃げ切れというメッセージに応えられなかった」。内田潤はリードを守り切れなかったことを悔やんだ。

 前回のホーム、第6節広島戦も3-1から2点差を追いつかれた。これでホームでは2戦連続のドロー。「ゲーム運びをチームとして学ばなければ」と内田。1つ上のレベルに行くためのハードルがあることを思い知らされた。

もっとも、攻撃の好調ぶりは示した。マルシオ・リシャルデスの先制点はコンビネーションで崩した結果だった。
 ペトロ・ジュニオールが左サイドから内に切れ込んで相手DFをひきつける。逆サイドの空いたスペースに走り込んだ矢野貴章にパス。矢野はシュートと見せかけてフリーのマルシオ・リシャルデスへ。「しっかり当てるだけだった」と、マルシオ・リシャルデスはあっさりとゴールを陥れた。
 1-1に追いつかれた直後の後半9分には、大島の7試合ぶり、ホーム戦初のゴールが生まれた。左サイドのジウトンからのクロスを、ぴったりのタイミングで頭で押し込んだ。
 前半はスピードを生かした的確なパスワークから、後半はサイドで起点を作ってのもの。狙いと通りのパターンで挙げた得点は収穫だった。

アウェイで勝点1を挙げた千葉は、最低限の結果は残した。1-2の後半40分、左サイドを突破した深井正樹が下村東美へ。下村が新潟の守備の裏を狙ってセンタリングを上げると、斎藤が飛び出し頭で合わせた。「自分のマーカーがいなかったので、枠を外さないことに集中した」。冷静に決めた同点弾だった。これで新潟でのアウェイ戦は2勝4引き分け。不敗のジンクスは生きていた。

 ただ、勝点3を奪うチャンスがあったことも確か。前半は立ち上がりに新潟のGK北野貴之にこぼれ球を拾いながら浴びせたシュートを、連続でセーブされるなど、決定機を逃す場面が再三あった。「前半の決定機を決められなかったことで、新潟に少しずつ主導権を握られた」。ミラー監督は序盤にリズムを作り切れなかったことをドローの要因に挙げた。

次節は新潟がアウェイで浦和、千葉はホームで鹿島と、ともに強敵との対戦。中2日でのコンディション調整に加え、今節の結果を踏まえた気持ちの切り替えが大切になった。

以上

2009.04.29 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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