4月29日(水)J1 第8節 大宮 vs 山形(14:00KICK OFF/大宮)
スカパー!生中継 Ch363 14:00〜(解説:相馬直樹、実況:土井敏之、リポーター:新井麻希)
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ゴールデンウィークに突入し、サッカー観戦にはもってこいの季節となった。ほぼ2週間で5試合が行われ、観戦のチャンス自体が増えることがまず嬉しい。昼間開催の試合が多いので観戦しやすいし、気候も上々だ。真夏でも真冬でもないこの季節が一番気持ちよくスタジアムで過ごすことのできる時期なのではないだろうか。
というのはあくまで観戦する側の話で、選手たちにはリーグ戦が厳しさを増す序章でもある。序盤の快進撃はフロックだった、などといういい方もあるが、ゴールデンウィークあたりからの戦いは既に序盤戦から中盤戦に突入するところ。チームの形を見定め、目標を軌道修正し、夏の中断までの戦いを見据える時期だ。また、気温が上がる中での昼間の試合がミッドウィークの試合も含め続くということは体力的に過酷なもの。選手たちの体力勝負も始まる季節だ。
今節の大宮は、前節に引き続きホームで戦うことができる。この点は移動のハンディを考えると大きなアドバンテージだ。迎える相手は山形。今季J1新加入ながら現在3勝2分2敗で5位と上々の位置につけている。何よりも目を引くのが、リーグ戦での連敗がないこと。大宮は無敗記録が途絶えただけでなくここ2戦で2連敗。連戦を考えると、流れを断ち切っておきたいところだ。
山形と大宮の前節の戦いぶりを振り返ると対照的だ。昨季王者鹿島をホームに迎えた山形だが、前半のうちにPKによる失点をしてしまう。だが、後半に入り、古橋達弥の右クロスを長谷川悠がヘディングで叩き込むという、自分たちの形で同点弾を生み出す。そしてその1点を守りきり勝点1をものにする。小林伸二監督が試合後に強調しているのは、失点にめげなかったメンタルの強さと、守り切った守備力だった。
一方の大宮は新潟をホームに迎え90分間0−0でしのいだものの、後半ロスタイムにセットプレーから失点。「失点の前まではやりたいことができていた」と張外龍監督は話しているが、柏戦で一人少ない相手に後半ロスタイムに失点したことや、前々節川崎F戦で先制しつつも後半にガタッと崩れたことが思い出される。「リードしているのに慌ててしまっている」と小林慶行はピッチ内の様子を話している。
指揮官は「年齢ではなく、ピッチ内での試合運びを見極められるベテランが必要。集中力の問題でもある」と話しており、山形とは好対照だ。「昨年からスタッフ、選手が変わっておらず自分たちの形があるチーム。J1でできるという自信がついているように見えるし、セットプレーも精神面も強い」と山形について語っている。90分の戦い方、特に拮抗した中での後半のキツイ戦い方は試合のポイントになりそうだ。
大宮は、コンディショニングだけでなくトレーニングの中で課題の修正をいくつか行った。速い攻撃の形や、サイドを使ったクロスからのシュートを繰り返し行い、また山形のサイド攻撃を警戒してかサイドでの守備などポイントを絞った。また、メンバーにも変更がありそうで、出場停止の金澤慎のポジションには片岡洋介が、負傷の波戸康広の右サイドバックには塚本泰史が、前線にはデニス・マルケスが入ることが濃厚だ。
3連敗だけは避けたい大宮に対し、このまま一気に波に乗りたい山形の一戦。最後まで集中力を保ちたい、気の抜けない試合になりそうだ。
以上
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