4月29日(水)J1 第8節 横浜FM vs 磐田(17:00KICK OFF/横浜)
スカパー!生中継 Ch182 16:50〜(解説:川勝良一、実況:倉敷保雄、リポーター:中願寺香織)
☆GWはファミリーJoinデイズ|勝敗予想ゲーム
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前節の名古屋グランパス戦後、横浜F・マリノスの松田直樹は鬼の形相のまま、チームバスに乗り込んだ。その表情が敗戦の悔しさを物語る。
横浜FMは名古屋に1−2で逆転負け。前半に坂田のゴールで先制するも、後半に持ちこたえられなかった。後半のゲーム運びを、改めて見直す必要があるだろう。そして、中2日で今回のジュビロ磐田戦を迎える。ショックを引きずらず、どこまで修正できるかがポイントだ。
片や磐田は2連勝中。順位は横浜FMより1つ上の14位だが、5節まで未勝利だったことがウソのような勢いがある。その立役者は韓国代表FWイ・グノ。清水戦で2得点、京都戦で1得点2アシストの荒稼ぎぶりは、ご存知の通りである。また、彼が2試合で放ったシュート数は計6本。つまり、シュート数に対し、5割の確率でゴールネットを揺らしている。その決定力は本物だ。
今節、そんな最強助っ人に立ちはだかるのが、横浜FMの3バック。そこで注目したいマッチアップがある。イ・グノと金根煥のコリアン対決だ。
横浜FMの金根煥は、負傷で離脱中のDF栗原勇蔵に代わり、第5節のヴィッセル神戸戦から3試合連続で先発出場。193cm・86kgの体格を生かしたパワフルな守備で、中澤佑二らと3バックを形成している。特筆すべきは一対一の場面での強さ。これまで『やられた』というシーンを、おそらく一度も見せていないだろう。100m11秒台というスピードも、対人プレーで負けない秘訣だ。
イ・グノとは、北京五輪代表で一緒に戦った仲であり、彼の特徴も「スピードがあり、得点力が高い」と十分、把握している。さらに「負けたくない」とライバル心を燃やす。前節は京都サンガの水本裕貴がイ・グノに抜かれてアシストを決められたが、今回は金根煥が『イ・グノ封じ』に挑む。
しかし、横浜FMが警戒しなければいけないのは、イ・グノだけではない。
「前田選手、ジウシーニョ選手もいる。前線の選手全員が相手のキーマン」。兵藤慎剛がそう話すように、磐田のアタッカー陣はクセモノばかり。兵藤らのボランチも含め、守備陣が集中力を切らさないことがカギとなる。また、磐田の19歳の若きボランチ・山本康裕は、前節の試合で4人抜きドリブルを披露。彼の攻撃参加にも、横浜FMのDFとMFは目を光らせる必要がありそうだ。
横浜FMの攻撃陣では、坂田大輔に熱視線が注がれるはず。前節に決めた、昨年8月のガンバ大阪戦以来となるゴールは、まさに彼の真骨頂。スピードあふれるドリブルで相手DFを振り切り、素晴らしいシュートを叩き込んだ。これまでのウサを晴す得点をきっかけに、爆発してくれることを期待したい。
両チームは、3月開催のヤマザキナビスコカップで対戦している。結果はスコアレスドロー。その試合は大まかに言えば、前半は横浜FM、後半は磐田がペースを握り、内容的にもイーブンのゲームだっただろう。あれから約1ヵ月。お互いの力量が、どのように推移したのか。今季2度目の対戦を見れば、それがわかるに違いない。
以上
2009.04.28 Reported by 小林智明(インサイド)
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