4月29日(水)J2 第11節 岡山 vs 福岡(19:00KICK OFF/岡山)
スカパー!生中継 Ch183 18:50〜(解説:野村雅之、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
☆GWはファミリーJoinデイズ|勝敗予想ゲーム
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前節、GKを含むスターティングメンバーを4人入れ替えて、ストライカー・荒田智之を擁する水戸を相手に、あえて攻撃的な体制をとった岡山。しかし最終ラインの戻りの遅さにプラスして、コンビネーションが噛み合わない部分も露呈し、4失点での負けとなった。3点は返したものの、前掛かりの布陣の隙を突かれた結果となってしまった。
福岡は前節、湘南にやりこまれ、無得点、3失点での負けを喫している。足踏み状態が2試合続いているが、それまでは失点も少なく、山形辰徳、田中誠、中島崇典、柳楽智和の4バックに安定感が生まれている。またケガから復帰した久藤清一、ウェリントンのボランチが効果的な守備を行ない、早めに攻撃の芽を摘むなど、もともとポテンシャルの高いチームに、全員が一体となった粘り強い守りが見られる。
そんな両チームの戦いは、攻撃の仕掛け合いが見どころとなる。布陣を替えるたび、新たな課題にぶつかる岡山だが、前節同様に、前掛かりといっていい布陣で挑むだろう。何しろ未だ勝利を上げられず、とうとう最下位に転落してしまったチームである。勝つためには失点を上回る得点がどうしても必要なのだ。思い切りよくメンバーを替えた手塚聡監督のことだから、今回も大胆な発想で新メンバーを投入するはず。岡山は現在、けが人も多く、事情としては苦しいものがあるが、昨季からの選手のコンビネーションを軸に、全員の連動性を修正すれば、前節、得点を挙げた小林優希のように、意表をつく鮮やかなゴールシーンも期待できる。また、気持ちも体も前に出してくるGK真子秀徳をはじめ、新しい選手のデビューは、チームのメンタル面にもフレッシュな風をもたらしてくれそうだ。
福岡の攻撃の鍵となるのが、右サイドの城後寿。狭いスペースでも発揮される高いテクニックは、安定しているとは言い難い岡山の最終ラインの脅威となるだろう。高さのある大久保哲哉、スピードのある高橋泰の2トップのコンビネーションもよく、決定力はもちろん、前線からの守備面でも大きな力を発揮するはずだ。
岡山と福岡は今年2月7日の「北九州市長杯争奪北九州招待サッカー大会」で対戦している。この時は3-0で岡山が勝利。サイドからの崩しを含む速攻による3得点と、開幕前の岡山に自信をつけさせてくれたゲームだった。その時の気持ちを思い出して、念願の初勝利を軽やかに挙げたい。
以上
2009.04.28 Reported by 尾原千明
J’s GOALニュース
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