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【J2:第10節 富山 vs C大阪】レポート:雨中で耐え抜き富山が自信深める勝点1。C大阪は決定力欠いて首位陥落。(09.04.26)

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4月26日(日) 2009 J2リーグ戦 第10節
富山 0 - 0 C大阪 (13:04/富山/2,595人)
スカパー!再放送 Ch180 4/27(月)15:00〜(解説:安井孝志、実況:永田実、リポーター:豊田麻衣)
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 富山が、C大阪の猛攻をしのいで0−0で引き分け、価値ある勝点1を獲得した。C大阪は2試合白星から遠ざかり、開幕から守ってきた首位の座を明け渡した。

 強い雨と風の中でのゲームになった。C大阪のレヴィー・クルピ監督は「皆さんもお分かりのように天候の影響があった」との言葉で試合後の会見を始めた。一方、富山の楚輪博監督は「悪天候下のピッチ状態で、(C大阪でも)もう少し蹴ってくると思ったが、しっかりつないできた。前半は(香川、乾の)ドリブル、パスアンドゴーのスピードに戸惑っていた」と話した。滑りやすい悪条件は同じだが、それでも自分たちのサッカーを貫こうとしたC大阪に影響が大きかったとみてよいだろう。

 C大阪は前節に負傷したカイオに代わってワントップに柿谷曜一朗を起用。MF香川真司、乾貴士と期待の若手3人が初めてそろって先発出場した。一方の富山は開幕以来の4-4-2のフォーメーションを4-2-3-1に変更して臨んだ。「(C大阪の)中盤の厚さやポゼッションの部分で、うちが耐えられるのか」(楚輪監督)という懸念が理由だった。FWでの出場が多かった木本敬介を本来のSHに置き、朝日大輔と相手スリーバックのスペースを突く狙いもあった。

互いに慎重な立ち上がりだったが、C大阪はMFマルチネスを起点に右サイドから好機を作る。富山も徐々に落ち着きがでて朝日、木本のカウンターから攻め込んだ。C大阪はパスミスが多く、富山の根気強い守りに手を焼いた。30分前後から何度か決定機を作ったが、乾、柿谷のシュートは枠を捉え切れなかった。

後半もC大阪がマルチネスのミドルシュートやゴール前の細かいつなぎでゴールに迫ったが決めきれない。富山もカウンターから抜け出した朝日がGKキム ジンヒョンと1対1になったが好セーブに防がれた。

新加入の富山にとっては自信を深めるドローだが、選手たちはそろって「勝点3を狙っていた」と悔しがった。楚輪監督は10節までを振り返って「ここまで最低なゲームは1試合もない」との表現で選手の頑張りを称えた。チームは成長を続けている。

一方、前節に初黒星を喫したC大阪は、必勝を期した試合で今季2度目の無得点。次節は警告の累積でマルチネスを欠くことにもなった。ゴールデンウイークの連戦は正念場になる。クルピ監督は「あれだけの風雨だったのに、試合後はこうして晴れてきているように、天候も含めてどんなことが起きてもおかしくない。終わったことは振り返らず、次に向けて良い準備をしたい」と語った。

以上

2009.04.27 Reported by 赤壁逸朗
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