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【J1:第7節 名古屋 vs 横浜FM】プレビュー:主力がいない今こそ、安定感溢れる守備を見せて横浜FMの攻撃を粉砕することが、名古屋が勝点3に辿り着く最短距離だ。(09.04.25)

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4月26日(日)J1 第7節 名古屋 vs 横浜FM(16:00KICK OFF/名古屋
スカパー!生中継 Ch180 15:50〜(解説:森山泰行、実況:吉田太一、プレーヤー解説:藤川久孝、リポーター:前田麻衣子)
顔写真クイズ勝敗予想ゲーム
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前節、アウェイの柏レイソル戦をダヴィの終了間際の逆転ゴールによる劇的な勝利で連敗を2で止めた名古屋グランパス。この第7節は、ホーム・瑞穂陸上で横浜F・マリノスを迎え撃つ。

エースFW・玉田を、リーグ第5節の浦和戦での怪我で欠きながらも、リーグ第6節・柏レイソル戦を2-1、そして、豪州・ニューカッスルでのAFCチャンピオンズリーグ2009・第4戦は1-0と、アウェイの公式戦2試合を連勝し、チームに連敗で重くのし掛かっていた重い空気をようやく振り払うことが出来た。これから再び、昨年のような勢いを取り戻すはずだったが、ニューカッスル戦の前半での怪我で、名古屋のパスサッカーの要の選手の1人、マギヌンが今節は出場できないという非常事態が名古屋を待っていた。

「我々の技術が上だった」とニューカッスル戦後に満足げに語っていた、名古屋・ストイコビッチ監督。ラグビーで荒れたコンディションのピッチにもかかわらず、しっかりとボールを支配し、日本サッカーの、そして名古屋のサッカーの技術の確かさを示すことが出来たことで自分達のサッカーへの自信を深めたはずだ。しかし、ここへ来て玉田・マギヌンという高いキープ力を誇る2選手がいないということは、名古屋のサッカーにとっては相当に厳しい痛手と言ってもいいはず。

今節を含め、GW期間中はAFCチャンピオンズリーグもあり、まだまだ連戦が続いてゆくため、ただでさえ選手のコンディション調節に気を遣わなければいけない中では、残された選手達のポテンシャルをきっちりと見極めた上での起用法が試合の勝敗を大きく左右する事は間違いない。しかし、逆に言えば、杉本恵太、巻佑樹、花井聖といった、常に戦況を考えながら起用されてきた選手達にとっては願ってもない大きなチャンスが巡ってきたとも言える。玉田、マギヌンの代役という意味では、かなり荷が重いかもしれないが、チームの戦術をしっかりと守って戦う中、“サプライズ”なプレーを見せて、チームの勝利に貢献できるような活躍を見せれば、チームにも自らにとっても、今後に大きく影響するだけに、彼らにとっては頑張りどころだ。

対戦相手の横浜F・マリノスは、今季、かつての名門の名に相応しくなく、僅かに1勝しか挙げられずもがき苦しんでいる。しかし、ヴィッセル神戸に大量得点で勝利した後、前節では、首位の鹿島アントラーズ相手に高い集中力で、互角の戦いを見せ引き分ける等、ここへ来てようやく復活の兆しが見え始めてきた。山瀬功治を中心に、狩野健太、渡邉千真等による迷いのない攻撃は名古屋の守備陣にとっては油断できないところだ。また守備陣も、日本代表の顔・中澤を中心に、相変わらずの安定感と共に堅守を見せ、鹿島の多彩な攻撃を零点に抑えたその自信は揺るぎないはず。

ホームでの試合で、前回、浦和に敗れてしまっているだけに、名古屋にとっては絶対に落としたくない大事な一戦。しかし、今日の試合前日の会見では、「まとまって戦う必要がある。今はみんなで戦う状況だと思っている」と苦しい言葉を吐いた名古屋・ストイコビッチ監督の言葉が示す通り、主力の怪我により攻撃に若干迫力を欠いてしまっている今、相手の攻撃を跳ね除け、そして自分達のペースへと持ち込むことが出来れば、横浜FMの堅い牙城を突き崩すことは不可能ではない。

柏、ニューカッスルと見せた安定感溢れる守備をこの試合でも見せて、横浜FMの攻撃を粉砕することが、名古屋が勝点3に辿り着くための最も近い道だろう。

以上
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