4月25日(土)J1 第7節 京都 vs 磐田(19:00KICK OFF/京都)
スカパー!生中継 Ch183 18:50〜(解説:上田滋夢、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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第7節、京都の今度の相手は磐田だ。ホーム西京極で驚異的な強さを見せる京都か、それとも超新星イ・グノが活気を与えた磐田か。互いの今季の行方にも影響を与えそうな重要な一戦になりそうだ。
磐田、前節の静岡ダービーで3-0の歴史的大勝。今季初勝利を挙げただけでなく、一人の超強力FWを誕生させた。前節、清水ゴールに2発叩き込むJデビューを果たし、韓国代表でも19試合8得点という決定力を有するFWイ・グノだ。
水本裕貴は公開練習後の囲み取材で「年齢も同じくらいですし、対戦したことがあるかも知れないです。ジョンス(李正秀)もいるし、全く情報の無い中で戦う訳ではないし、しっかり守りたい」と話した。
さらに、ジウシーニョも出場停止が明ける。加藤久監督は「ジウシーニョが中盤に入るのかどうかも含めて、どういう形で来ても対応できる様にしたい」と準備に余念がない。そして、磐田のこの二人を生かすのが前田遼一。ポスト、裏へ走り抜ける動きなど、周りを生かす技術も強引さも併せ持つ非常にクレバーな選手だ。柔と剛を併せ持つ磐田アタッカー陣を相手に京都がどこまで集中高く守りきれるか、今節の一番の見どころだろう。
前節、浦和に力の差を見せつけられた京都。水本は「中盤で相手の方が多かった。もっとウチも枚数をかければ良かった。皆で声をかけて臨機応変にやって行かないといけない」と振り返った。しかし、「ピンチも多かったが辛抱強く守ったと思います。そこはプラスに思いたい」と収穫も感じていた。
この水本の思いは、まさにその通りだろう。1点差ならばセットプレー一発で追いつくこともできる。対浦和ということで自分たちの良さがなかなか出せない中、「何が起こるか分からない」状況をずっと保持することができたのは、水本、GK水谷雄一らDF陣の頑張りだった。
「守備連携は深まってきているので、試合中にいち早く相手を把握して守れるように、ちょっとずつ出来てきているとは思いますけど、しっかりやりたいですね」(水本)。
水本について加藤監督も「彼はここまでノーミスと言って良いですよ」と信頼を寄せる。京都の守備の中心は存在感を増すばかりだ。
この守備力を土台としながら、加藤監督は「攻撃の形を上乗せしていきたい」と話す。「守るために守備をしてはいけない」と攻守の切り替えの重要性を説いた。しっかりした守備から攻撃へ。今の京都の武器は、守備から攻撃への早い切り替えと流れを切らずにフィニッシュに持っていく強さにあると言っていいだろう。
前へ仕掛ける速さと強さ、新潟戦ではそれが存分に発揮されたはずだ。逆に浦和では攻撃の意識が強かったのか、全員でスペースを消す運動量に物足りなさを感じさせた。相手を一瞬で仕留める京都の牙ともいえる速攻は、堅い守備があってこそ。今節、磐田の攻撃をしっかりと受け止め力強く攻撃する京都に期待したい。
8位京都と16位の磐田、順位浮上のきっかけがどうしても欲しい両チーム。磐田にとっては前節手に入れた勢いを削がないために、京都にとっては自分たちの強さをさらに高めるために、絶対に手に入れたい勝点3。今節の結果が今季の分岐点となる可能性は高い。
木曜日の取材の中で加藤監督は、西京極での戦いについて力を込めてこう話した。「ホームの試合は後押しもあります。消極的になることはないです。自分たち選手の力と、そしてスタジアムの力と、一体になって戦いたい」と。
京都はサポーターの力を欲しています、ぜひ西京極へ!
以上
2009.04.24 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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