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【J1:第6節 神戸 vs 大分】レポート:神戸がホームで勝利への執念を見せ、大分とのシーソーゲームを制す!(09.04.20)

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4月19日(日) 2009 J1リーグ戦 第6節
神戸 3 - 2 大分 (16:05/ホムスタ/13,462人)
得点者:7' 森島康仁(大分)、18' 茂木弘人(神戸)、58' 石櫃洋祐(神戸)、70' ウェズレイ(大分)、78' 田中英雄(神戸)
スカパー!再放送 Ch183 4/20(月)14:00〜(解説:山野孝義、実況:牛尾淳、リポーター:林智美)
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 4月に入ってまだ勝利のなかった神戸と大分。「今日の試合は両チームとも勝ちが必要だった」と大分のシャムスカ監督が言うように、下位からの脱出を目指す両者は、ともに勝点3獲得を狙ってこの一戦に臨んだ。

 16時5分にキックオフされた試合は、昨シーズンに見られた、じりじりするような肉弾戦とは違って、「両チームとも攻撃的に臨まなければいけない試合だった」(シャムスカ監督)ということで、序盤から攻め合う展開となる。開始早々の1分から決定機を作るも決められなかった神戸。これに対し、大分は7分、MFエジミウソンの左クロスからFW森島康仁がヘッドを叩き込み、あっさりと先制に成功する。

 前節に続き、またも神戸は早い時間に失点した。しかし、「チームは落ち着いてやってくれて、特にオフェンス面で今日は非常によかった」とカイオジュニオール監督が言うように、この日は右MFの石櫃洋祐、攻撃的MFのボッティと馬場賢治、2トップの茂木弘人と吉田孝行を中心に果敢に攻め込むと、その成果が出たのは18分。ボッティのスルーパスをFW茂木が右足で冷静にゴールへ流し込み、試合を振り出しに戻した。

 そして、1-1で折り返した後半、先にリードを奪ったのは神戸。58分、1ボランチとして精力的なプレーを見せ続けた松岡亮輔からのパスを、石櫃が右ペナルティーエリア付近で受けると、切り替えして左足で強烈なシュートを逆サイドネットに突き刺した。さらに攻勢をかけ続けた神戸だったが、ボッティのFKがクロスバー、田中英雄のシュートがポストに当たるなど再三のチャンスを逃すと、70分に失点。大分GK西川周作のロングボールから、最後はウェズレイにループシュートを許し、2-2とされた。

 それでも、「また点を取られたけど、ただ、もう一波乱あるんとちゃうかなと思っていた」(北本)というチームは、ホームの後押しを受けて奮闘。それが、78分の勝ち越しゴールにつながる。決めたのは、神戸の選手会長でもある田中。「(北本)クニさんに『逆サイドが空いているから、ボールを持ったら見てくれ』と伝えていた」という左MFは、北本の絶妙の右クロスを、左サイドから走り込んでヘッドで合わせ、ループ気味に見事に決めてみせた。

 その後、ダメ押し点こそなかったが、最後まで勝利への執念を見せ続けた神戸は、結局、3-2のまま逃げ切り勝ち。シーソーゲームを制して、前節大敗のショックを吹き飛ばした。試合後、「今までで一番いい試合ができた」と神戸のカイオジュニオール監督。「これからもこういった試合を続けていきたい」と今日の戦いに手応えを感じつつも、「次はG大阪、そしてすぐ水曜日に鹿島と、難しい試合が続くので、しっかりとした準備をしていきたい」と、強豪との連戦に向けて、気持ちを引き締めなおしていた。

 一方の大分はこれで3連敗となり、順位もJ2降格圏内となる17位に転落。前半終了間際に負傷したホベルトが、ハーフタイムで交代を強いられたことが響いた形となった。シャムスカ監督は「選手にしっかり考えさせて、厳しい状況からいい方向に変わった過去の例を踏まえて、この厳しい状況を乗り越えていきたい」と、選手たちに奮起を促していた。

以上

2009.04.20 Reported by 前田敏勝
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