4月4日(土)J1 第4節 G大阪 vs 広島(13:00KICK OFF/大阪)
スカパー!生中継 Ch180 12:50〜(解説:山野孝義、実況:寺西裕一、リポーター:竹島麻里子)
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今季初黒星となった前節の京都戦から2週間。ナビスコ予選の試合がないG大阪にとっては2週間ぶりの公式戦となる。この2週間では3月の戦いを見直す中で明らかになった課題の克服に尽力しつつ、4月から始まる怒濤の連戦に向けて心身ともにエネルギーを蓄える時間になったと聞く。また、ケガで離脱していたメンバーのうち MF明神智和が戦列に復帰を果たすなど、より戦力も充実を図る中で挑む広島戦となりそうだ。
その広島との対決は、07年12月以来。リーグ戦での対戦成績はG大阪の15勝3分16敗、得点と失点がともに58とほぼ互角だが、過去のデータを遡ると広島から黒星を喫したのは01年2ndステージが最後。つまり、西野ガンバ体制が築かれて以降は一度も負けていないということになる。そうした相性の良さを見せつけつつ、ホームサポーターの声援を味方に今節でも白星を手にしたいところ。お互いに攻撃サッカーを身上とするとはいえ、G大阪にはホーム戦のプライドに懸けても、広島を上回る『攻撃』力を示したいという思いもある。だからこそ「撃ち合いになる、というよりは、攻守に広島を圧倒するサッカーをしたい」とDF山口智。その言葉にあるように、決して攻撃だけではない、積極的な攻守を展開する上で広島を圧倒したいところだ。
となれば、求められるのは前線からの守備。特に広島の攻撃は最終ラインからビルドアップを図り、長短のパスを使って攻撃を構築していくのが特徴だけに、そうしたスタイルを出させないためにも、前線からのプレッシャーは必須。それにより、前線で待ち受けるFW佐藤寿人や MF柏木陽介、MF高萩洋次郎といったゴールゲッターに持ち味を出させないだけではなく、自らも、よりゴールに近い位置から攻撃を仕掛けることができる。となれば、あとは好調のFWレアンドロ、 FWチョジェジンの2トップを中心に、コンビネーションの高まりが感じられる前線の選手たちがゴールをこじあけてくれるに違いない。
「お互いに距離が出来てしまうといいコンビネーションを構築できなくなるので、その辺りは意識して、より味方の選手を近くに感じながらプレーしたい。相手には佐藤寿人というスピードがあり、カウンターもうまい素晴らしい選手がいますが、僕たちは、それ以上のものを示したいと思う(FWチョジェジン)」。
対する広島はリーグ開幕戦こそ大勝したものの、続く2、3節は共に黒星を喫するなど、内容は決して悪くないながらも、やや停滞している印象。とはいえ、ヤマザキナビスコカップ第1節の浦和戦で10年ぶりとなる白星を挙げたことは、再びリーグ戦を戦う上での弾みになったことだろう。その浦和戦での勝利を引き寄せたのが高い位置での守備。それまでは相手の攻撃に臆してか、ラインが下がり過ぎることでうまく攻撃に転じられなかったが、浦和戦では高い位置にラインを引く中で攻守に連動した形を作り出すことが出来た。今節でも攻撃力を誇るG大阪に押し込まれるばかりではなく、積極的な守備力を示すことが出来れば好機は導き出せるに違いない。
以上
2009.04.03 Reported by 高村美砂
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