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【レッツゴーACL!】G大阪が対戦するスリウィジャヤはカメルーン人選手に注意!(09.04.06)

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・4月21日(火)19:00(現地時間) スリウィジャヤ vs G大阪  @ジャカ・バリン・スタジアム (インドネシア)

「スリウィジャヤ」というのは、7世紀から13世紀にかけて栄えた仏教を信奉する古代王国の名前。スリウィジャヤFCのホームタウン、パレンバンは、その最初の首都だった町で、今でも人々は王国の歴史を誇りに思い、新聞の名前や航空会社の名前などとして広く使われている。王国の領土はスマトラ島から現在のマレー半島、シンガポールにかけて広がっていた。スマトラ島は、その後オランダ植民地となったためにマレー半島と分かれて、インドネシア共和国の一部となっているが、文化的にはマレーに近い。

パレンバンは南スマトラ州の州都で人口約130万。第2次世界大戦のときには、オランダが支配していた石油施設を巡って日本の落下傘部隊が降下したことでも有名だ(当時はオランダ領東インド)。

2004年には4万人収容の陸上競技場ジャカバリン・スタジアムが完成。スリウィジャヤFCもここを本拠地としている。インドネシアで3番目に大きい同スタジアムは、2007年のアジアカップでも使用され、3位決定戦の日本対韓国試合(PK戦で韓国の勝利)が行われたことは記憶に新しい。

パレンバンをホームタウンとするスリウィジャヤFCだが、もともとは1976年に首都ジャカルタで創設されたクラブ。当時の名称は「プルシジャティム・ジャカルタ・ティムール」と言った。その後、経営危機のために、クラブはソロに移り、さらにスポーツに力を入れ、ジャカバリン・スタジアムを完成した南スマトラ州がクラブを買収して、クラブはパレンバンに移って名称も「スリウィジャヤFC」となり、2005年からリーガ・インドネシアに加盟。2007−08シーズンでは西地区首位でプレーオフに進出、2008年2月に行われた同決勝戦では同じスマトラ島北部の古豪PSMSメダンを3-1で破って初優勝。さらに、カップ戦でも優勝して二冠に輝いた。

中心選手はストッパーのチャリス・ユリアント。1981年生まれの27歳で、2004年以来、代表にも定着。2007年アジアカップでも3試合フル出場した。183センチと東南アジアでは長身。空中戦で強さを発揮するDFだが、今シーズンのACLではFW登録されている。

攻撃面ではカリブ海の島国セントクリストファー・ネイビス代表のキース・カヤンバ・ガンブス(36歳)とカメルーンのンゴン・A・ジャメの2人のFWが中心で、インドネシア代表で、2007年にはペルシクケディリのメンバーとしてACLでも活躍したブディ・スダルソノ(29歳)は控えに回ることが多い。ガンブスは香港のハッピーバレーやマレーシアのサバーでプレーした後、2006年にスリウィジャヤ入りした突破力のある選手。ンゴン・A・ジャメはFCソウル戦で2ゴールを決めている。

Reported by 後藤健生
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