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【レッツゴーACL!】鹿島が対戦するシンガポール・アームド・フォーシズFCは192cmFWのデュリッチと2人の日本人プレーヤーに注意!(09.04.06)

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鹿島がアウェイで4月7日に、ホームで22日に戦う、シンガポール・アームド・フォーシズFC。シンガポールリーグのクラブとして初めてACLに出場をする。要注意はボスニア・ヘルツェゴビナ出身で192cmのFWディリッチと元Jリーグの選手だった2人の日本人プレーヤー。今年から大会のフォーマットも新しくなり、簡単な試合は1試合もない。スタジアムに行き、一人でも多くのサポーターの声援で鹿島を勝利に導こう。

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シンガポール・アームド・フォーシズFC(Singapore Armed Forces(SAF))は、チーム名に「軍隊」の文字こそ見えるが、プロ選手が所属するれっきとしたプロサッカークラブである。逆の意味で、選手たちが軍人であるということもない。東南アジアのサッカーのあくまで概論的なイメージは「全体的には小柄な選手が多く、何人かのテクニックのある中盤の選手と、何人かの足の速い前線の選手がカウンター攻撃で少ないチャンスを窺う」と言ったところだろうか。しかし、SAFのスタイルは多くの東南アジアのクラブとは一線を画す。一言で言えば、コレクティブで役割のハッキリとしたサッカーをする。これは、帰化選手を含めた外国出身の選手がチームに大きく貢献していることが大きい。

攻撃の核となるのはFWデュリッチだ。ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、バルセロナ五輪にはカヌーの代表選手として出場した変わった経歴の持ち主でもある。38歳と大ベテランの領域に入っているが、192cmの長身とカヌーで鍛えられた上半身を武器に正確かつ強力なポストプレーを見せ、2007シーズンはリーグMVP、得点王、ベストイレブンを含めた個人タイトルを総ナメ。2008シーズンも得点王とベストイレブンを受賞している。そして、デュリッチのボールを配給するのが、元タイ代表のMFチャイマン。一時期、フットサルのタイ代表を掛け持ちしていた選手でもあり、非常に柔らかいテクニックを持っている。ボランチの位置から振り子のように左右へボールを振り分け、機を見た攻撃参加から強力なミドルシュートを放つ。鹿島の選手であればMF小笠原選手に似たプレースタイルのイメージだ。

また、中心選手として日本人選手もいる。DF新井健二(アルビレックス新潟→アルビレックス新潟シンガポール→SAF)とMF深澤正博(横浜M→リバープレート(アルゼンチン)→横浜FM→CDテネリフェ(スペイン)→新潟→モントリオールインパクト(カナダ)→バンコク・ユニバーシティFC(タイ)→SAF)である。
ストッパーの位置に鎮座する新井はSAF在籍4年目を迎え、文字通りチームの「壁」としてそびえ立つ。対人プレーを得意とし、容易には突破を許さない。昨年はブラジル代表と対戦したシンガポール選抜にも選出されたことからも分かるように、シンガポール国内での評価は非常に高い。

そして、深澤はJリーグ時代のプレーと同様に、主に右サイドからのドリブル突破で攻撃を活性化させる。加入2年目となり、得点シーンにも積極的に絡むようになったことで、「怖さ」自体は増している。選手として日本を含め6カ国を渡り歩いた経験をプレーの幅を広げることにもつなげている。また2007年にはバンコク・ユニバーシティFCでACLに出場しており、川崎Fと対戦もしている。海外のクラブで2度、しかも違うクラブでACLに出場している経験もクラブにとってはプラスに働くだろう。
カギとなる選手がそれぞれに個性を持ったSAFではあるが、単純に実力を比較すれば、鹿島の優位に変わりはない。ただし、SAFのストロングポイントと鹿島のウィークポイントが上手くはまってしまった場合…、番狂わせは十分に起こり得る。

Reported by Albirex Niigata Singapore

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