3月17日（火）AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs 北京（19:00KICK OFF/瑞穂陸）
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ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土）に国立競技場で開催！
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「今日の試合の目的であった勝利を達成できたことはとても良かったと思う。良いサッカーをして勝てたことも非常に良かった」と名古屋：ストイコビッチ監督は韓国・蔚山戦後に初勝利の喜びを素直に言葉に現した。長いクラブの歴史の中、この記念すべき試合を制したことは重要で、選手達だけでなく、監督にとっても大きな自信に繋がる結果だったと言えよう。

一方の中国・北京国安も、「どの大会でも初戦はもっとも重要なものになる。結果は我々に有利なものなので、これについては満足だ」と、北京：イ・ジャンス監督は2-0で制したニューカッスル・ジェッツ戦後に初戦の勝利について満足げに語った。アウェイでの蔚山戦を制した名古屋と共に、この第2戦は大会を勝ち抜いてゆくため、勝てば頭ひとつ抜け出せるだけに、大きく弾みを付けると言う意味で、互いに落としたくない大事な試合となることは間違いないだろう。

北京の要注意選手はMFのワン・チャンキン。第1戦、1点目のライアン・グリフィスのゴールお膳立てをしただけでなく、ニューカッスル・ジェッツ：ファン・エグモンド監督に「最初の30分間は完全に北京に支配された。7番（ワン）は非常に良くプレーし、我々に問題をもたらした。」と試合後に言わしめるほどニューカッスルを苦しめた選手なだけに、彼に自由にプレーさせないことが、名古屋が試合を優位に運ぶことに繋がりそうだ。

「全体を通してみると前半と後半で内容が違ったものだったが、後半の方がしっかりと試合をコントロールしていた。」（名古屋：ストイコビッチ監督）と蔚山戦後の会見で語った言葉が示す通り、リーグ開幕の大分戦同様、蔚山戦の前半は相手に合わせてしまい、自分たちのペースを掴めず、先制を許す苦しい展開となった。しかし、後半からは修正を図り、最後は試合を引っ繰り返して勝ちに繋げられたことは、昨年とは違うチームが出来上がってきていることを、しっかりと感じさせてくれた。

誰もが「相手の情報は全くない」と語る一方で、「自分たちのサッカーをすれば大丈夫」と不安を感じさせない名古屋の選手達。開幕2連戦で3ゴールのダヴィも、予想外の雪で不発に終わり、勝点1を分け合った山形とのリーグ第2節から中2日と相変わらず厳しい日程の中での試合となるが、ホーム・瑞穂での今季初の公式戦。地元サポーターに“今年こそ”と思わせるような会心のゲーム内容を見せ、“スロースターター”を払拭する、常に先手を取る展開が出来れば、間違いなく名古屋に勝利が訪れるはずだ。

以上