3月15日(日)J2 第2節 富山 vs 愛媛(13:00KICK OFF/富山)
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J2初陣の富山が、記念すべきホーム初戦を迎える。開幕戦では引き分けて初の勝点を獲得した。経験するすべてに“初”が付き、クラブの歴史が刻まれていく。地元ファンの声援を受け、次に目指すは「初得点」「初勝利」だ。対する愛媛は初戦を3ゴールで逆転勝ちし、Jリーグ4年目で初めての開幕連勝を狙う。
「のびのびと楽しみ、集中できていた」。福岡と0−0で引き分けた開幕戦後の会見、楚輪博監督は選手への賛辞を惜しまなかった。試合中に声を張り上げ過ぎ、その言葉はかすれていた。富山は昨季JFLを戦ったメンバーが主力となり、組織としての成熟と個々のレベルアップで勝負をかける方針をとった。開幕戦は晴れ舞台であると同時に、「どれだけ戦えるか」という不安と周囲の懸念に答えを出す場でもあったが、互角以上の戦いでチームは手ごたえをつかんだ。
「通用したと思うなら大間違い」。週明けの楚輪監督は一転して選手を引き締めている。地元開幕戦に向けて高ぶる気持ちを抑え、再びチャレンジ精神を高めて臨むつもりだ。30歳でのJリーグデビューとなったDF濱野勇気と堤健吾のセンターバックを軸にした組織ディフェンスがベースとなる。福岡を慌てさせたFW石田英之の裏を狙う動き、MF朝日大輔ら2列目からの飛び出しに期待。攻守ともに生命線は運動量になる。ホームの大応援を支えに最後まで走り抜き、手ごたえを確信に変える結果がほしい。
昨季14位の愛媛はホームで水戸に3−1で逆転勝ちし、幸先よいスタートを切った。望月一仁監督が5年目を迎え、期限付き移籍の選手を中心にしたこれまでの編成方針を改めた。昨季の主力が残り継続性をもってチーム力アップに取り組む。開幕戦では、はやくもその効果がうかがえた。攻撃的な水戸に前半から押されて先制点を許したが我慢して反撃につなげた。2得点したFW内村圭宏は愛媛3年目の今季から完全移籍。ゴール前での勝負強さが光り、飛躍を期待させた。途中出場で勝ち越し点を決めた田中俊也、ベテランの大木勉、2年ぶり復帰のジョジマールらタイプの違うFWがそろい、昨季リーグ最少得点だった決定力不足解消へ見通しは明るい。新加入のDF柴小屋雄一、GK山本浩正も存在感を発揮しており、開幕ダッシュが可能な体制が整っている。
富山の母体はJFLで愛媛と戦ったYKK APとアローズ北陸。愛媛が優勝してJ昇格を決めた05年には両チームが2、3位に続いた。楚輪、望月の両監督をはじめ当時を知る選手、関係者は多くライバル意識は強い。開幕戦からの良い流れを持続させ、勢いを加速させるのは富山、愛媛のどちらになるだろうか。
以上
2009.03.14 Reported by 赤壁逸朗
J’s GOALニュース
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