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【2009シーズン始動!】湘南ベルマーレ新体制発表会見での眞壁潔代表取締役・大倉智強化部長コメント(09.01.31)

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31日、平塚市・ホテルサンライフガーデンにて、新体制発表会見が行われました。
会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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反町康治監督コメント
新加入選手コメント
コーチングスタッフコメント

●眞壁潔・株式会社湘南ベルマーレ代表取締役:

「本日は平塚までお越しいただきまことにありがとうございます。本来であれば新体制発表はスタートの時期に合わせて行ないますが、今季は反町新監督のもと沖縄でキャンプを行ない、29日に戻って参りました。ということで、ほかのチームよりすこし遅れた新体制発表となりましたことをまずご理解いただきたいと思います。

反町監督に昨年オファーを出しまして、戻ってきてもらいました。反町監督はフリューゲルスでプレーしたあとベルマーレに移籍し、4年間ベルマーレを支えていただきました。97年に引退されて、その後の経歴はご承知のとおりだと思います。私の大きな記憶としては95年のアジア・カップウィナーズカップの決勝戦、三ツ沢で行なわれ、非常に寒い日でしたけれども、イラクのアル・タラバというチームとの試合で中田英寿が決勝点を挙げましたが、その中田に最後のパスを出したのが当時の反町選手だったと記憶しています。

 ベルマーレはここ3年間、J1に戻るために一生懸命チーム、フロント一丸となってやってきました。残念ながら少しずつ結果を出しながら最後のステップをまだ登りきってないというところで、もう一度そのステップの踏み場を確認するために、駆け上がってJ1に戻らなければならないので、もう一度チームをしっかり継承してより強いチームにしていこうということでの反町監督の招聘です。したがって今までやってきたサッカーをより湘南ベルマーレらしくするために来ていただきました。彼はマジシャンではありませんので、必ず何かが付いてくるわけではありません。その中で選手も若返りを図っています。当然すぐにチームに溶け込んで結果を出してJ1昇格というのが我々にとってもっとも喜ばしい結果ですが、J2というリーグはそう簡単なところではありませんので、いろんな波がある。それをこの3年間どう乗り越えていくかやってきましたので、今回来る波もうまく越えていけるんじゃないかと思います。

 反町監督に来ていただくことになってから、かなりベルマーレに対する表現のなかに『万年J2の』という表現が出てまいりました。私としてはかなりうれしい話で、それまでは万年J2と書いてしまうと可哀相すぎるというのがあったと思います。ようやく脱する可能性があるから堂々と万年J2と書いていただいているのだと思います。そんなわけで、今季この新しい仲間たちと湘南ベルマーレはまた闘いを続けていきます。1年間ご支援、また大変露出に苦労する地域でございまして、さらなる情報発信を皆さんにお願いしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します」

Q:今季のスローガンについて。
『勇志湘南』であります。志すという言葉はここ数年使っています。蹴志、昨年が志闘。やはり我々はクラブとして、また選手、スタッフもそうですが、決められた目標というよりもっと大きい志を持ってこのサッカー界で闘います。この志をつねに胸の中心に置いておこうという意味で使っています。

今年は「勇志」、これは反町監督と話しているなかで、やはり前に前に行くサッカーをしたいと。そこで大事なことは、技術体力もあるが気持ち的に強くならなければ前にはいけない。勇ましく前に入れようと、やられてもやられても前に入れようという意味で、監督と話をしながらなるほどと。であれば今年は勇ましく志そうと、勇ましく闘い、そして志を遂げるんだという思いでやっていきます。そして『湘南』を付けたのは、監督や選手たちだけでなく、営業、フロントも含めて常に同じ気持ちで、スポンサーに5社、10社と断られても続けていかなければいけない、そういう思いからです。

また、私どもスポーツクラブとして昨年は北京五輪にビーチバレーチームが出場していますが、どうも日本のスポーツ界は五輪が終わると休部・廃部や毎日のようにテレビに出ていた選手が出なくなるというのが常です。その意味でいうと、バックギアに入るのが五輪の次の年。そのなかで、大変経済が逆風で厳しいなか、そうした競技をやっている選手たちにも前に前に進んでいってもらいたい。そういうことを含めて、これは湘南全体の思いであるということで『湘南』を付けさせていただきました。Heart とHardもまた同じ気持ちです。我々がやっているサッカー、すべての活動に関して常にHeart とHardということは変わらないという意味です」


●大倉智・強化部長:
「湘南ベルマーレになって今年で10年目のシーズンになります。過去10年の勝点を見ていくと――今年は3位以内が昇格なので3位までを見ていくと――最大勝点、つまり試合数×3ポイントに対して、我々は過去3年の勝点の平均が44〜5%しか取れていない。一方、3位以内は約55〜6%。確かに昨年は昇格争いに加わったと評価をいただくが、ベルマーレの歴史としてまだまだ、約10%以上足りないというのが現実です。

今年始まるにあたり、ひとつはその10%を埋める術を知っている監督、そしてそこに向かっていける監督を我々は考えていきたいと思い、反町氏にお願いしました。反町監督は社長の話にもありましたがマジシャンではありませんし、この10%を越えるべくすべてのことを知っている監督だと思っています。ただ勝負事ですし相手もいますから、どういう結果になるにせよ我々はそこを埋める努力をしなければいけないと思っています。

またサッカーを世界基準で捉えるところ、世界から見た日本のサッカー、Jリーグ、そして湘南ベルマーレというところをつねに視野に置きながらご指導いただけるというところに魅力を感じております。ご自身もヨーロッパに出て経験を積まれた、そうした謙虚な姿勢、向上する姿勢は必ず選手に伝わると確信しています。また今回合宿で10日間、初めて選手、スタッフと過ごしましたが、選手にハードワーク、スピード感を要求するならスタッフがそれ以上にハードワークとスピード感を持って動かなければいけないと、監督は常に言っています。こうして新たなメンバーが揃いました。一致団結して1年間、昇格争いに加わる、そしてJ1の切符を手に入れることに向かってやっていきたいと思っていますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いします」

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