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【2009シーズン始動!】湘南ベルマーレ新体制発表会見での反町康治監督コメント(質疑応答を追加)(09.01.31)

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31日、平塚市・ホテルサンライフガーデンにて、新体制発表会見が行われました。
会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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眞壁潔代表取締役・大倉智強化部長コメント
新加入選手コメント
コーチングスタッフコメント

●反町康治監督:
「就任会見の時に多く喋りましたので今回は短めに話したいと思います。新体制の発表ということで、本来ですとスタッフも選手も全員集まって初めて新体制かなと。つまり去年までこのチームにいたからといって去年のことを振り返るというよりも、今年0に戻って、原点に戻ってやってもらいたいと思う。そういう意味ではここに今日全員集まりませんでしたが、全員揃って新体制という考え方は強く思っています。私もそうでして、いま眞壁社長のほうから話が出ましたように、平塚の地に戻ってきて原点回帰という気持ちは非常に強いです。と同時に、皆さんの力を借りていい成果を出したいと強く思っています。
ここまで合宿10日終えましたが、大きな怪我人もなく、非常にいい形でここまで来ております。選手は皆なそれぞれ吸収力があるし向上心もあるし、毎日眼がギラギラしている状況なので、これをシーズンの終わりまでしっかりとやりきることを大事にしてやっていきたいと思っています。就任会見に比べて、今日は皆さんの集まりが悪いのが残念ですが、就任会見よりも人がたくさん集まってくるようなチームになれればいいと思っています」

Q:監督に質問と要望です。先ほど10%アップという話がありましたが、湘南の最大の欠点は反則、警告、退場があまりに多いこと。去年も反則によって100万円も罰金を取られているし、一昨年よりもさらに増えている。これを直さないかぎり昇格の数ポイントの差が届かないと思います。審判への異議や遅延行為などは直ることで、もっとも反則ポイントの少なかった仙台は退場0で3位になった。昇格した山形と広島は3位と4位です。つまりトップの3強はすべて反則ポイントが少ない。判定に理由を求めるのではなく、この点を今年は是非あらためて臨んで欲しいと思いますが、いかがですか。

「51試合もありますと、そうした警告や退場で大きく戦力が変わってしまうということは十二分に考えられることであって、ここにいる選手、スタッフとも沖縄でミーティングしたときにはそういう話もしております。新体制の発表ということで、そういうところも新しく変えていかなければいけないところだと十分感じています。まさにおっしゃるとおりで、フェアプレーの精神に則ってやるのと同時に、カードが多いのは戦術的にも対応の悪さ、基本がなっていない、ファウルに逃げてしまう、そういうところからくるのだと思いますので、その1メートルの誤差を、もしかしたら30センチの誤差を直していくしかないと思います。選手には常々そういう話をしています。期待してもらっていいと思います」
Q:監督は選手からすると神様にも相当する存在であったほうがいいという話を聞くこともありますが、反町監督は選手とどのような間合いで臨まれますか。

「監督という職業はひとを扱うなかでも非常に難しい職業であり、接するのも非常に難しいと思いますが、基本的に全体をしっかり見られる、また外国籍選手を含めて機会均等、平等な目で見るということは選手を扱ううえで最低限大事なことだと思っています。
今まで、今季も某サッカー雑誌ではだいたい湘南の順位は中位ですよね。そこを脱皮するためにしなければいけないと十分感じていますので、そうしたところ、選手のマネジメント、またはチームとしてのスタッフのマネジメントを全体的に考えてレベルアップしていくことが大事だと。人間というのはなかなか――いまアメリカではチェンジという言葉が流行っていますが――変えるのは非常に難しい。今日言って明日大きく変わったら逆にそれは人間が信じられないぐらいで、みんな自分なりの考えやライフスタイルを持っていると思います。そういうところから少しずつでもチームの協調性なり向上心なり、そういうところからくすぐっていかなければいけないと思っています。来年やはり少しでも成長した姿を見せられるようにしたいと強く感じています」

Q:沖縄キャンプでは何をやられたのか、その成果と、これから開幕までどのように向かうのか教えてください。

「ソフトボールとラグビーをやっていました(会場・笑)。初日から当然ですが体づくりを中心にやってきました。まさに陸上部のようで、ボールを見ないときもあるぐらいかなりやってきたと思います。こうしたフィジカルトレーニングというのは、フィジカルの範囲だけでは終わらずに精神面のトレーニングでもあると。と同時に協調性を大事にするトレーニング、つまりお互いに声を掛け合うとかコミュニケーションの部分とか、そうした部分もたくさんあるので、シーズン始めに寝食をともにしてやるということは非常にチームにとっても大きな意義があったと思っています。沖縄でパート1が終わったとしたら、馬入に帰ってきてからはパート2だと思いますので、フィンランドとの試合もありますし、実戦を通しながらチームの色を徐々につけていければいいと考えています」

Q:キャプテンを誰に任せるのか決まっていたら教えてください。また明日のフィンランド戦をどういう目的で戦うかも併せて教えてください。

「キャプテンについては、すっかり忘れていましたというぐらいとくに意識はしていません。これからスタッフや強化部長と話して考えていきたいと思っています。フィンランド戦はパート2に入ったばかりなので完璧な試合をするつもりは毛頭ありません。ただ、テーマを与えて、頭を使いながらやれればいいかなと。まだゲーム体力も90分もつとは思いませんので、明日はひとり45分、半分を目安にやっていくつもりです」

Q:開幕まであとわずか1ヶ月、それまでに現在発表されている試合がフィンランド戦のほかに水戸と清水がありますが、ほかに何試合ぐらい組む予定ですか。

「ここではチーム名を差し控えさせていただきますが、4試合です。紅白戦または湘南のユースと試合をする可能性もありますので、もしかしたらそうした試合が中心になってしまうかもしれませんが、いまのところ考えているのは4試合。なるべく実戦を通じて課題を抽出し修正していくというサッカーの原則を守りつつやっていきたいつもりではいます」

Q:チームの色という話がありましたが、どんな色を出していきたいか教えてください。

「ここでは残念ながら触れることはできません。ぜひ試合を観に来ていただいて、自分の目で、自分のペンで書いていただければと思います」

Q:これから選手に常に求めていきたい意識、姿勢はどういったものでしょうか。

「選手には普段から話していますが、躍動する、自分たちからモーションを起こすということ、そして強い感情、エモーションを持ってもらわなければ困るとは言っています」

以上
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