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【2009シーズン始動!】ヴィッセル神戸 宮本恒靖選手移籍加入会見:宮本恒靖選手コメント(09.01.16)

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本日、東京都内で宮本恒靖選手のヴィッセル神戸移籍加入会見が行われました。以下に会見での宮本恒靖選手のコメントを掲載します。

●ウェブサイトJ's GOALでは、1/18(日)の新体制会見でのコメントなども掲載予定です。お楽しみに!
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●宮本恒靖選手(神戸):

「みなさんこんにちは。レッドブル・ザルツブルクよりヴィッセル神戸に移籍しました宮本恒靖です。このウィンターブレイクの間に自分の中で少し環境を変えたいなと思っている中で、いくつかお話をいただきました。その中で、ヴィッセル神戸との話の中では僕自身をすごく高く評価してくれているということを強く感じましたし、また、2010年のACL出場に向けてどんどんクラブを強くしていきたいという、クラブのこれからのプランというものに魅力を感じました。さらにそこに自分の今までの経験を還元できるのではないかと考えて、神戸への移籍を決めました。今お2人からありがたいことばをいただき、それに対してはとても責任を感じています。リーダーシップをぜひ発揮して、神戸を強く出来るように頑張りたいと思いますし、自分自身神戸での新しいチャレンジを楽しみにしています。以上です」

<質疑応答>
Q:いつ頃から移籍を考えていたのですか?

「昨年の11月ぐらいでしょうか。冬の移籍期間がありますから、そこで環境を変える方が自分にとって良いのではないかと考えました」

Q:それは、試合出場が減っていたからですか?

「もちろんそうです。選手としてはプレーしたいですし、監督とも具体的にいろいろと話をしましたが、なかなか試合に出て行けそうな雰囲気でもなかったので、移籍を考えました。選手としてはごく普通の考え方だと思います」

Q:オーストリアでプレーしたことで得たことを教えてください。G大阪でプレーしていたときとの大きな違いは?

「G時代と違って(オーストリアでは)4バックでプレーしていたので、プレーのディスタンスというか、特に大きなFWの選手も多かったですし、そういう局面が多かった分磨かれた部分はあるんじゃないかなと思います。今までよりも相手に近いところでのプレーを心掛けていたので、それはこれから先もそういった技術は使っていけると思います。あとは、試合も含め日頃の練習などシビアな中で、日本とは違った雰囲気の中でつかんだものをどんどん生かしていきたいなとは思っています」

Q:神戸は宮本選手の実家にも近いと思います。G大阪にいたことで、対戦の際にはブーイングもあるかもしれませんが、関西でプレーする思いを聞かせてください。

「生まれ育った大阪から神戸までは車で1時間もあれば行けますし、時々神戸に遊びにも行っていました。それほど神戸という街に魅力を感じていましたので、その街で生活、プレーできることはとても楽しみにしています。
もちろん、G大阪にいましたから、関西の中でのダービーもありますから、その中で厳しいブーイングも飛んでくるかとは思います。ただ1つ言いたいのは、G大阪というのは自分が15歳から過ごしたクラブで、15年間いたところです。だから、今までも本当に特別な存在でしたし、これからもそういった存在であることは間違いないです。ただ、さっきも言いましたが今は神戸でしっかりとしたプレーをやっていくということを考えています」

Q:神戸というチームに対して持っているイメージは?そして、ちょうど明日17日で阪神淡路大震災から14年なのですが、地元のサポーターに何かメッセージをお願いします。

「神戸というチームに対する印象は、若い選手が多いのでこれから強くなっていく大きな可能性を秘めたチームだと思っています。神戸のスタジアムは、昔G大阪でプレーしていた時に、アウェーゲームではありましたけれども、あの雰囲気の中でプレーするのはとても好きでした。これからホームゲームとしてそこで戦えるのは嬉しく思います。
 阪神大震災に関しては、僕自身あの時は自宅で大きな揺れを感じて、驚いて起きたことを今でも鮮明に憶えています。また、その年の6月にユニバーシアードで試合をした時に、まだ崩れているような建物を見て、すごく衝撃を受けた記憶は薄れていません。そういう街でプレーするということは、自分の力で何かを変えられるとは今は思うことはないです。ただ、神戸の皆さんに楽しいサッカーをみせたりとか、市民のみなさんの中でサッカーの話題が増えるようにしていきたいなとか、スタジアムにたくさんのお客さんが入ればいいなとか、そういうことを考えています」

Q:海外でプレーして、日本のサッカーに対する考え方は変わりましたか?また、昨年のこの時期にケガをされましたが、現在のコンディションは?

「まず、現時点のコンディションは全く問題ありません。向こうでも通常の試合をこなせるコンディションではありました。ただ、ウィンターブレイク明けなので、8割ぐらいのコンディションではあると思います。
 向こうから感じた日本のサッカーという点は、たくさんあります。日本は、本当にいろいろあります。恵まれています。それはわかりましたね。ソフト面、ハード面ともに。ただ、それがある故に、日本のサッカーといいますか、マーケットといいますが、その世界にいるだけで留まってしまっているというか。さらにそこから続いている道がとても細いというか、そこを求めないような気がしますね。どんどん外へ出て行くべきだと思いますし、そこで感じることは多々あります。それも、(世界は)若い選手を求める傾向がありますから、若いうちからいく方が、その選手の価値を高めると思いますし、経験にもなると思います。それが、将来的には日本のサッカーに還元されると思います。なので僕はどんどん外へ出て行くべきだと、個人的には思います」

Q:ACLの権利をとるということが、今季は至上命題だと思います。その具体的なビジョンの1つとして宮本選手を獲得なさったと思いますが、宮本選手はどう社長から説明を受けているのでしょうか?

「Jリーグで3位以内、または天皇杯で優勝というところの可能性にかけるということですが、昨年の順位からさらに上にいくために新しく選手、監督と契約したという風に聞いていますので、僕自身、新しいカイオ・ジュニオールという監督にはまだ会っていませんが、協力して非常に良いチームを作っていけるようしていきたいと思います」

Q:ヨーロッパへ残るという選択肢もあったのでは?日本に帰って来ることを決断した最大の理由は?

「ヨーロッパに残るという選択肢ももちろんありましたが、もう一度日本でプレーしたいという思いも同時にありました。その思いというのは、自分がプレーを辞めたあと帰ってきて、自分の経験を伝えるというのは難しいと。それよりは、プレーできるコンディションにあるうちに、それをピッチの上で出すことが大事なのかな。自分にとっても魅力あることかなと考えました。そういうことを考えている時に、良いタイミングで神戸からお話をいただき、決めました」

Q:昨年のG大阪の活躍をどうご覧になっていましたか?また、宮本選手へは代表復帰を願うサポーターも多いと思いますが、日本代表への思いは?

「昨年のG大阪の戦いぶりについては、夏場とても苦しんでいるように見えて心配していたのですが、途中から素晴らしい戦績を残し頼もしいなという思いとともに、ACLで優勝できていいなぁ。そして天皇杯も獲れて、2年前に勝っておきたかったなという思いで見ていました(笑)。
 代表に関しては、今代表が最終予選を迎えています。その中で自分が全く今まで活動に参加していないので、今自分がコメントする立場ではないと思います。とにかく今は神戸で良いプレーをしたいという気持ちでいっぱいです」

以上
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