本日、東京都内で宮本恒靖選手のヴィッセル神戸移籍加入会見が行われました。以下に会見での(株)クリムゾンフットボールクラブ代表取締役会長 三木谷浩史氏、代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー 安達貞至氏のコメントを掲載します。
●ウェブサイトJ's GOALでは、1/18(日)の新体制会見でのコメントなども掲載予定です。お楽しみに!
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●(株)クリムゾンフットボールクラブ代表取締役会長 三木谷浩史氏コメント
「われわれがヴィッセル神戸を引き継ぎ、2004年から新生ヴィッセルになってから早5シーズンになります。その間いろいろな試みをやって参りました。その途中1シーズンJ2に降格することもありましたが、昨シーズン、その前の2シーズンはJ1で10位と一定の成果を残すことが出来たのかなと思っております。それにあわせまして、ゲーム以外の運営面、育成面などの試みをやってまいりましたけれども、来年はついにACL出場に向けた本格的な新生ヴィッセルとしての第2ステージが始まる年だと思っております。そういう意味で、今年の新監督カイオ・ジュニオール氏の招聘、それから外国人を補強というものをやってまいりましたが、この度日本代表で71試合という素晴らしい経験を持っている宮本恒靖選手をヴィッセル神戸にお招きすることができました。とても嬉しく思っています。今後はヴィッセル神戸で中核選手としてリーダーシップを発揮してくれると大変期待しております。以上です」
●(株)クリムゾンフットボールクラブ代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー 安達貞至氏コメント
「新生ヴィッセル神戸になってJ2降格をし、1年で復帰をしまして、昨年、一昨年とJ1で戦って参ったわけなのですが、2シーズンとも10位というところで、なかなかそこから上に上がれない時期でございました。しかし、ヴィッセル神戸の力としては毎年ステップアップしていると確信しています。しかし、昨年より掲げております『2010年ACL出場』という目標に対しましては、昨年のメンバーではどうしても戦いきれないだろうと判断しておりました。中でも、昨年のシーズン初めからわれわれが求めていたものは、チームの中でリーダーシップのとれる選手というものを探し求めておりました。私自身昨年の7月に、(宮本選手の)代理人に宮本選手の今後の方向はどうなんだろうかと問い合わせをしていたのですが、その頃はまだはっきりとした方向は出ていないという話でしたので、そのまま静観していました。私の中では、どうしても彼のリーダーシップがヴィッセル神戸には必要ではないかと思っておりました。もっと前に戻すと、宮本選手がザルツブルクに行くということを考えていた時点で、彼がいつまでもザルツブルクにいるはずがないと。いずれは日本に帰って来るだろうと。帰って来たときにヴィッセル神戸がオファーを出して、彼が来てくれるようなチームにはなっていたいなと、その当時は考えておりました。現実にそれが実現しました。昨年12月からいろいろと宮本選手や代理人の方と話をしてまいりまして、この度契約を結ぶことになりました。先ほどから申しましているように、ヴィッセル神戸がこれからステップアップするのに一番足りないところは、チームを引っ張っていけるリーダーシップのある選手が必要でした。そこで宮本恒靖選手が来てくれたことは、間違いなくヴィッセル神戸としてステップアップできる大きな要因になると思っております。今年は、来年のACL出場を目指して何としてもその権利を獲得するよう頑張りたいと思っています。そこに、宮本選手は大きな力を発揮してくれると期待しております。
宮本選手のチームでの背番号は「14」に決定いたしました。14番で今年はピッチで大いに暴れてくれる。そしてまた、チームを引っ張ってくれることを期待しております。以上です」
<質疑応答>
Q:ACLの権利をとるということが、今季は至上命題だと思います。その具体的なビジョンの1つとして宮本選手を獲得なさったと思いますが、その他の具体的なACLへの道はどのように考えていらっしゃるのでしょうか?
「昨年のヴィッセル神戸の戦いぶりを見て、先ほども言いましたがチームのリーダーシップをとる選手、そして監督・コーチら指導者もより、もう一歩レベルの高い、経験のある指導者にしなければと判断しました。そこで、カイオ・ジュニオールも候補の1人として挙げて、昨年ブラジルへ行き彼とも話をしました。この監督に任せれば何とかなるのでは、という結論に達し、来てもらうことにしました。また、監督にも宮本選手のことは話しました。監督自身も宮本選手に非常に期待しています。幸いにして、今度ブラジルから新しく来てくれる2人の選手も、今度来る監督・コーチと一緒のチームで戦ったことのある選手なので、監督・コーチも2人のことをよくわかっている。こういうところは非常にチームとして立ち上げるのに、監督・コーチを代えても立ち上がるのが早いんじゃないかなと考えております。そしてこの1年でなんとか結果を出したい。こういう風に考えている次第です」
Q:宮本選手との契約内容を、言える範囲でお願いします。
「契約期間については、宮本イズムをチームの中に浸透させてもらうという意味では、単年ではとても無理だと思っております。それゆえに複数年契約しております。それ以外、年俸等については申しあげられません。これで勘弁してください(笑)」
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【2009シーズン始動!】ヴィッセル神戸 宮本恒靖選手移籍加入会見:(株)クリムゾンフットボールクラブ 三木谷浩史会長、安達貞至社長兼ゼネラルマネージャーコメント(09.01.16)
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