ヴィッセル神戸　カイオ・ジュニオール新監督、マルセウ選手が来日し、本日、大阪（伊丹）空港にてコメントしました。

●ウェブサイトJ's GOALでは、明日の宮本恒靖選手帰国会見コメント、1/18（日）の新体制会見でのコメントなども掲載予定です。お楽しみに！
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●カイオ・ジュニオール監督（神戸）
「ブラジルでは非常にプレッシャーを感じながら試合をしなければならないというのが監督の仕事。ほかの国で落ち着いて仕事をしたいという夢は当然持っていた。そういう話が来たとき、日本という国は組織が非常にしっかりしていることや、監督に対してファンやいろいろな人たちがリスぺクトしてくれること、サッカーファンを含めてプロのサッカーに関してすごくリスペクトしてくれること、そういうサッカーを取り巻く環境を持っている。日本に行くことが夢であったということも含めて、今回、来たいと思った」

Q:ヴィッセル神戸の印象は？
「まず、DVDをたくさん見たが、ヴィッセル神戸というチームに対して、非常にいい印象を持った。ただ、そのなかで大久保嘉人というチームの中心選手が今回移籍（ドイツ・ヴォルフスブルク）していなくなってしまったのは非常に残念だ。ただ、新たに獲得した選手、そして今いる選手のなかから、よりレベルを上げる選手が出てくることを期待したい。ヴィッセル神戸に昨シーズン欠けているものがあるとすれば、より攻撃的に試合を運ぶことだ。その意味では、マルセウはじめ、攻撃的な選手が来たことで、より攻撃的な展開ができるだろう。マルセウは力になると思うし、そういうふうな方向で考えていきたい」

Q:シャムスカ（大分）、オリヴェイラ（鹿島）など、日本で成功しているブラジル人監督は多いが、ほかの監督との情報交換などは行っているか？
「いま出てきた監督だけでなく、セレッソ大阪のレヴィー・クルピ監督とも以前から非常に親しく、同じコリチーバという街に住んでいる。レヴィー・クルピから日本に関していい情報をもらっている。シャムスカにしろ、オリヴェイラにしろ、いい仕事をしていると感じている。彼らが成功を収めたことと同じようなことを、自分も仕事の上で成し遂げたい。まず日本のことを知った上で、真摯な姿勢で仕事をする監督というのは成功は近いと思っている。そういうふうに必ずやっていきたい」

Q:本日15日、ジーコ監督時代の日本代表でキャプテンを務めていた宮本恒靖選手の加入が発表されたが？
「ジーコがやっていた2006年W杯の日本代表ということで、W杯に出場している選手というのは当然経験も積んでいる。そういう選手を獲得できて、仲間として一緒にやっていけるのは、非常に心強い」

Q:宮本選手は強いキャプテンシーを持っているが、彼にチームを引っ張る役割を期待するか？
「リーダーシップを持っているのはとても重要だが、ただリーダーシップを持つことだけでなく、それを発揮するのに彼は非常にポジティブにやっていると思う。チーム全体の中、選手間で、彼の存在は非常に高くなると期待している」

Q:戦術面でキーワードというものはあるか？
「19日から練習が始まるが、グアムキャンプに出発する31日までに選手たちを見て分析したい。グアム合宿では練習試合も何試合も入っているし、そのあと帰ってきてからも何試合も練習試合が入る。そのなかで選手を見極めて、より技術的な要求もあるが、最終的に使えるメンバーを選んでチームを作っていきたい」

●マルセウ選手（神戸）
「クラブからも非常によく迎え入れていただき、気持ちよく日本に来ることができた。それと同時に、いい結果を残して、クラブのために仕事をしたいという気持ちも出てきた」

Q:Jリーグの試合はDVDなどで見たか？
「ヴィッセル神戸の試合をDVDで何試合か見た。印象としては非常にテクニックがあって、Jリーグの試合自体も競い合ってやっている。難しい試合が続いている印象があった」

Q:どのようなプレーでチームに貢献したいか？
「ファンの皆さんは当然私に大きな期待を抱いていると思うが、私のポジション的に点を決めることで、そのお返しをしたいと思っている」

Q:大久保選手、レアンドロ選手が抜けて、新たなエースとして期待がかかるが？
「皆さんの期待に応えられるよう、まじめにトレーニングを積んで、そして結果を出せるようひたすらやるだけ。彼らの抜けた穴をどうするかというより、いつもやっていることをしっかりやって、結果を出すことに集中したい」

Q:得意なプレーや、ここを見てほしいというプレーは？
「それは秘密にしておきます（笑）。というのは、相手のチームにそれを分かられて、対策を打たれても困るので、秘密にしておきましょう」

Q:目標のゴール数は？
「何ゴールとかはあまり好きではないので、ただひたすら点が取れるように頑張りたい」

以上