1月1日（木）第88回天皇杯決勝 Ｇ大阪 vs 柏（14:00KICK OFF/国立）
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●山根巌選手:
「ここまで来たら楽しむだけ。変に気を使ってもダメだと思う。個人的にはマリノスの方が強いと思っていた。そのマリノスを倒しているので、ガンバも気をつけたい。ただ、よくわからないが、やれるという手応えはある。ノリで戦いたい。
（試合展開は）来年の事はわかりません（笑）。今年が終わったばかりなので（笑）。ただ、ここに来て開幕で負けた記憶がない。2009年を勝利でスタートさせたいですね。
　この時期に来ると万全な状態の人はいない。あとは気持ちでやるだけ。
（天皇杯決勝は）広島時代に2回、2年連続で行ったことがあった。その時は2回とも負けてしまったので、今回こそは勝ちたい。相手は世界のトップレベルのチームとやっていますが、それに負けないようにしたいと思う」

●大谷秀和選手:
「元旦はやるつもりです。自分は元旦に少しでもいい状態になるようにしています。
（ガンバは世界3位だが負けていない点は）運動量ですかね。ただ、相手には決定的な仕事をできる選手もいますし気をつけないと。
　相手の良さを消すというのもあるが、楽しみながらやろうと言われています。自分たちの良さを出せるようにがんばりたいです」

●菅沼実選手:
「とにかく勝つだけです。勝ちに行きます。今できることを精一杯やるだけ。あさってに向けて1年間やってきたことを出していきたい。
　石さん（石崎監督）が辞める最後の試合になりますし、舞台は整っている。あとは試合で結果を出して、石さんに喜んでもらいたい。
　3年間やってきたことの集大成の試合にしたいし、レイソルとしての歴史も欲しい。サポーターのためにも勝ちにこだわりたい。
（ガンバは）アジア王者ですからね。ただ、いろいろな状況は向こうも同じ事だと思うし、がんばりたい。
（タイトルがかかった試合は）過去にはないですね。あるとすればちばぎんカップくらいなので、とにかく勝ちにこだわりたい。こういう大会の決勝戦の経験はないです。
　元旦にサッカーできるのは幸せなことだと思いますし、優勝して終わりたいです。
　ACLは、その権利を取ってから考えたいです。今はガンバの事しか考えていません」

●小林祐三選手:
「（攻撃力のガンバだが）相手のことは意識していないです。
　向こうはアジアチャンピオンになったばかりですし、メディア的にはガンバの方が注目されるのかなと思う。能力の高い選手がそろっていますし、ガンバでもマリノスだったとしても、どちらが来ても厳しい戦いになると思っていました。そう言う点では自分たち次第だと思います。
　自分たち（柏）は前から取りに行って、それでダメなら最後は自分たち（最終ライン）のところで止めるしかない。
　自分たちはファイナリストなんだという事については、誇りに思いますし、ここまで来たことについては何か理由があると思っています。それを最後に見せたいと思います。
　新聞を見て9年ぶりのベスト4で、33年ぶりの決勝だと読みました。
　うちは、ボクが加入5年目なんですが、天皇杯では2回くらいしか勝ったことがなかった。ここまでの4大会中、2回JFLに負け（ホリコシ、ホンダ）2勝しかしたことなかったので、ここまでで4勝している。こんなに縁のない大会はなかったんですけどね。
　ボク自身日本一の経験がない。高校の時に全日本ユースで準優勝したことはあるんですが、それくらい。肩に力が入っても仕方はないですが、悔いの残らないように伸び伸びやりたいです」

●フランサ選手:
「（勝利のために一番大事なのは）信じること。それが大事だと思います。お互いに信頼し合ってプレーすること。誰もが優勝したいと考えていると思うし、やるだけ。ゴールはいつも決めたいし、その瞬間がくるのを待っているよ」

●李忠成選手:
「ここまで来るとは思っていなかったんですが、ここまで来たらどっちに転ぶかわからない。スタメンで行くかもわからないですし。相手は疲れていると思いますし、そこで柏の良さである走りを出せればと思う。
　ガンバについては、マンチェスター・ユナイテッドの試合を見て感動したし、パス回しもうまい。同じサッカーをしても勝てないと思いますし、柏らしいサッカーをしたいと思います。遠藤さんは出るんですか？（と逆質問され、わからないと回答）
　ガンバでは寺田とか知ってます。アメリカ遠征で一緒でした。遠藤さんと一緒にサッカーしたことはないのかな。すごい人なので出てきて欲しくないです（笑）。
　ガンバはパス回しがすごいという印象が強い。オレの事よりも石さんの記事をお願いします。最後ですから。
　今日はミーティングだけで、ビデオは見てないです。サッカーの事じゃなくてメンタル面のこととか、オフの過ごし方とかでした。
　石さんを泣かせたいんですよね。J1に上がったときも泣いてなかったですし、なんとかしたいです。
　今勝てているのはノリです（笑）。ノリだけだと思います、逆に。ただ、変な試合はしたくないですね。うちらしいサッカーをしたい。それはやっぱり走ってみんなぶっ倒れるくらいにやりたい。その時に勝っていればいいと思います。
　個人的に疲れはないです。途中からしか出ていないので、90分とか120分とかやっていませんから。
（レッズ戦で得点を決めたりして、国立のイメージはいいのでは）いかんせん（前回やったカズダンスが）下手くそなので、カズさんにダメ出しされそう。ただ、またパフォーマンスできるようなシチュエーションになればいいと思います。
（準決勝のゴールは）打った瞬間に入ると思いました。ポストに当たるのを見ずに、（ベンチに）行きましたから。
　自分としては走り切りたい。疲れはないので、逆に楽しくサッカーできてますし、走るのが石さんのサッカーなので」

●太田圭輔選手:
「決勝戦までみんなで来れた。あと一つ勝てるように一つになってがんばりたい。
（天皇杯決勝は）若いときに清水の選手として、スタンドから見ていたことがありました。グランドに立てれば初めて。雰囲気も違うだろうし、今までTVで見てきたところにレイソルが立てる。それは楽しみにしてやりたい。
（監督からの楽しもうというメッセージについては）サッカーは楽しむモノだと言うことだと思う。それを元旦でも貫いて、優勝を狙って終われればいいと思います。
　ガンバはうまい選手がそろっていますが、自分たちのサッカーをやりきればいいと思う。あらゆる手段を使ってでも勝ちに行きたいですし、おもしろい試合をできるようにしたい。
　ACLについては選手の中でもボチボチ話題に出てきてますが、まずは勝たないと始まらない。決勝に勝って、その次に考えたいと思います」

以上