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【J1:第33節 名古屋 vs 札幌】レポート:2試合連続のロスタイム弾で札幌を突き放した名古屋。2連勝で逆転優勝に望みをつなぐ。(08.12.01)

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11月30日(日) 2008 J1リーグ戦 第33節
名古屋 3 - 1 札幌 (16:04/瑞穂陸/19,890人)
得点者:6' 小川佳純(名古屋)、12' 杉本恵太(名古屋)、70' ダヴィ(札幌)、89' 米山篤志(名古屋)
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開場前からサポーターが前代未聞の長蛇の列を作った瑞穂陸上競技場。優勝に望みをつなぐための重要な一戦、札幌との戦いは、19,890人という超満員の中、サポーターの希望を乗せてキックオフされた。

序盤からダヴィの個人技を中心に攻めてくる札幌に対し、名古屋は慌てることなく対応。6分、逆にカウンターで札幌DFの裏へ1本のパスを通すと、杉本恵太がしっかりキープ。ペナルティライン付近までドリブルで突破したところを倒され、FKをもらう。これを小川佳純がきっちり決め、早々に先制。流れを掴んだ。「オフサイドも多かったけど、スペースがたくさんあったので、裏を裏を狙っていった。気持ちが通じ合っていた」という杉本の言葉通り、中盤でボールを奪い、裏を取るパスで速攻を仕掛けていった名古屋の攻撃は、さらなるゴールを生む。12分、左の小川からゴール前で受けたヨンセンが胸で落としたボールに杉本が詰めてゴール。追加点を奪って、札幌を引き離した。

今節もケガで欠場のGK楢崎正剛、警告累積で欠場のボランチ吉村圭司、FW玉田圭司を欠く名古屋だったが、早い時間の2得点で完全にゲームを掌握し、その後も何度かビッグチャンスを掴むのだが、枠を捕らえきれず、なかなか3点目が奪えない。

札幌は前半、2点を喫したものの、後半に入るとFWを中山元気から高さも備えたアンデルソンに交代。また、中盤のプレスを修正。高い位置から激しく、厳しくプレスを仕掛け、西大伍が攻撃のアクセントをつけながら、徐々に自分達のリズムを作っていく。この勢いに名古屋のコンパクトなラインが崩れ、DFと前線の間隔が広がり、ボランチが中央で孤立する時間帯も見られた。そういった陣形で、名古屋がゴールを決めきれずにいた70分、一瞬の隙にダヴィがフリーでボールをキープすると、DF増川隆洋との1対1を制し、立ちはだかったGK西川弘司をもかわしてゴール。ダヴィの個人技で1点差に詰め寄った札幌。

しかし、前節2点のリードを追い付かれ、ロスタイムのPKで辛くも勝った「京都戦の二の舞はしない」とハーフタイムに誓い合った名古屋イレブン。増川からバヤリッツァ、杉本から巻佑樹、最後にはヨンセンから米山篤志と交代の駒が使われる中で、「やるべきこと」の意識を統一。守りながらも攻撃する手を緩めず、ロスタイムを迎える。そして得たFK。米山が蹴った無回転ボールがゴールに吸い込まれた瞬間「勝利を確信した」(小川)こともあるだろう、ベンチ前で全員が抱き合い、スタジアムは揺れんばかりの歓喜に包まれた。

この勝利で勝点2差のまま最終戦での逆転優勝へと望みをつないだ名古屋。「鹿島にプレッシャーをかけられた」「サッカーは何が起こるか分からない」。ミラクルを信じて、最終戦、大分へと乗り込む。

以上
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