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【J1:第27節 横浜FM vs 大分】プレビュー:先制点奪取がポイントの横浜FM。大分は公式戦連続無敗記録を『18』に伸ばせるか?(08.09.27)

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9月27日(土)J1 第27節 横浜FM vs 大分(14:00KICK OFF/日産ス
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 強豪・川崎フロンターレに引き分け、15位から13位に浮上した横浜F・マリノスが、中3日でホームに迎えるのは大分トリニータ。ここまで公式戦17試合連続無敗で、暫定首位に立つ、絶好調のチームが相手となる。
 
 大分のサッカーは、言うまでもなく堅い守備がベースにある。前節は2失点を喫したが、25節まで5試合連続完封を続けた。この鉄壁の守備から横浜FMがいかにゴールを奪うか。それがこの試合の焦点と言えるだろう。横浜FM・兵藤慎剛も「先取点を奪うのが鍵」と言っている。

 では、横浜FMがいかにゴールを奪えばいいのか。まず、考えられるのはセットプレー。前節の川崎F戦では、中澤佑二がCKからのボールをヘッドで叩き込んだ。中澤は21節の清水エスパルス戦でもCKから頭で決めている。どのチームも中澤の頭を十分警戒しているが、キッカーとの呼吸が合った時の彼のヘッドの強さは尋常ではない。川崎F戦の得点シーンも、相手DFの井川祐輔がマークに付いたが、もろともせず制空権を握った。大分戦でも『ボンバーヘッド』は、間違いなく武器になる。
 
 だが、それだけでは今後に繋がらない。今の横浜FMは、「流れの中からゴールを決めないから勝てていない」(兵藤)。流れの中から大分の強固なDFを破り、自信をつけたいところ。大分はCBの森重真人、Wボランチのエジミウソン、ホベルトが抜群の1対1の強さを発揮し、中央の守備が分厚い。
 
 そこで必要になると思うのが、サイド攻撃の徹底。その際、期待できるのが3トップの両翼、狩野健太と坂田大輔。狩野はキックの正確性、坂田は速さという武器を持つ。前節の川崎F戦でも調子が良さそうな2人が、持ち味を活かしてサイドを何度もえぐれば、さすがの大分DFも嫌がるはず。そして森重やボランチがサイドに引っ張り出されれば、横浜FMの攻撃は中央で勝負できるに違いない。
 
 逆に大分も先取点を奪えば、守備に専念でき後が楽になる。だが、横浜FMもリーグ戦の直近8試合で2点以上失ったゲームはなく、守備は手堅い。ウェズレイという『大砲』の存在は大ききが、それだけではチャンスが限られる。2トップを組む森島康仁、トップ下・金崎夢生らの若手が、相手の中澤や栗原勇蔵、河合竜二という熟練の守備陣に怯まず、アグレッシブに挑み続けることが、敵地で白星を奪うためには必要だろう。
 
 横浜FMはヤマザキナビスコカップを含め、大分とは今季すでに3度顔を合わせ、成績は1勝1敗1分け。しかし、対戦した3試合は3〜5月にかけてで、今の大分は当時と比べ、大きく進化していると思われる。当時のことは忘れ、相当な覚悟を持ち、ひたむきに戦う姿勢がまずは求められる。

 大分の不安材料を上げるとすれば、守護神のGK西川周作をケガによる長期離脱で欠くこと。前節は、彼と出場停止だった森重の不在の影響からか、札幌相手に2点を献上した。西川の欠場は精神面も含めて確かに大きい。それだけに森重には、新たなリーダーとしての資質も問われるはずだ。

以上

2008.09.26 Reported by 小林智明(インサイド)
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