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【J1:第26節 千葉 vs 名古屋】レポート:まさに『WIN BY ALL!!』の今シーズン初の逆転勝利で、千葉がJ2自動降格圏を脱出。攻守にミスが出た名古屋が首位から陥落。(08.09.24)

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9月23日(火) 2008 J1リーグ戦 第26節
千葉 2 - 1 名古屋 (19:04/フクアリ/15,266人)
得点者:39' 小川佳純(名古屋)、47' 谷澤達也(千葉)、48' 深井正樹(千葉)
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 前節終了時で首位の名古屋が先制し、千葉が連続得点で逆転。ここまではリーグ第7節とまったく同じスコアの動きだった。だが、2−3で千葉が敗れたリーグ第7節と違い、今節の千葉は逆転後に名古屋のゴールを許さなかった。今シーズンでは初の逆転勝利、初の3連勝という初モノ付きの勝利で、千葉がJ2自動降格圏を脱出して16位に浮上した。

 千葉は前節からMF戸田和幸に代えてMF負傷箇所が回復したMFミシェウ、体調が万全ではないFW巻誠一郎に代えてFWレイナウドとスタメンを入れ替えた。対する名古屋は、負傷欠場のMFマギヌンに代えて前節は交代出場のFW杉本恵太をスタメンに入れた。
「前節の札幌戦もよかったけど、今日も意識して臨んだのでよかった」と試合後にDF青木良太が評したように、不調時と違って千葉は試合の入り方がよかった。自陣に入ってくる名古屋の選手に激しくプレスをかけてボールを奪い、名古屋のパスミスもあってボールを保持できた。だが、主導権を握っていたものの、「なかなかシュートで終わることができなかった」(青木良)時間が続く。すると39分、名古屋のMF小川佳純に昨シーズンのリーグ最終節のゴールシーンを彷彿とさせるようなロングシュートを決められ、失点してしまった。その直後には、20分に左膝を負傷したがピッチに立ち続けていた青木良がプレーを続行できず、DF早川知伸と交代。千葉サポーターには不安が残った前半終了となった。

 だが、その不安は後半が始まると、またたく間に一掃された。47分、千葉のMF谷澤達也のパスを受けた早川がクロスボールをニアサイドに入れると、谷澤がヘディングシュート。ボールはキャッチしようとした名古屋のGK楢崎正剛の手をすり抜けてゴールラインを割った。谷澤の2試合連続ゴールに沸く千葉サポーターの興奮が収まらないうちに、今度は谷澤が右サイドから鋭いシュート。楢崎がセーブしてこぼれたボールに千葉のMF深井正樹が詰めて逆転ゴールを奪い、電光石火の逆転劇となった。

 反撃を仕掛ける名古屋は、63分に杉本に代えてFW巻佑樹を入れて前線に高さとパワーを加え、76分のDF阿部翔平をMF山口慶に代えた交代で4バックから3バックにチェンジして打開を図った。だが、千葉の粘り強い守備の前に最後まで追加点を奪えず、「残念です。1点目を取られなければ2点目は取られなかった。ひっくり返されて、その後にナーバスになってしまった。失点したことが全て。あの失点(1失点目)さえなければ、俺たちのゲームになった。ワンプレーで変わってしまった」と楢崎が悔やむ敗戦となった。
 名古屋のミスにも助けられたし、3点目を取るチャンスをシュートミスで逃すといういつもの課題も目立った。だが、DF坂本將貴が的確なポジショニングで名古屋のパスを再三カットするなど、千葉は守備力の着実な成長を証明した。後半、名古屋のスピーディーな攻撃やセットプレーのピンチに選手が踏ん張れたのは、「たくさんの千葉サポーターの声援が後押しをしてくれたから」(早川)でもある。特に、課題のセットプレーの守備時のGK岡本昌弘への声援はものすごい音量で、アウェイ側のゴール近くの記者席にいても千葉サポーターの想いが力強く響いてきた。まさに『WIN BY ALL!!』の勝利だった。

以上

2008.09.24 Reported by 赤沼圭子
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