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【J1:第26節 横浜FM vs 川崎F】レポート:横浜FM15本、川崎F18本の計33本のシュートが飛び交った『神奈川ダービー』はドロー。(08.09.23)

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9月23日(火) 2008 J1リーグ戦 第26節
横浜FM 1 - 1 川崎F (14:03/国立/21,096人)
得点者:42' 中澤佑二(横浜FM)、72' オウンゴ−ル(川崎F)
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横浜F・マリノスの中澤佑二が『2ゴール』に絡み、試合は1-1の引き分けに。中澤は42分に狩野健太のCKをヘッドで決めて先制点を決めたが、72分に川崎フロンターレのCKからのボールを自陣のゴールに押し込んでしまった。

この日の横浜FMは山瀬功治と松田直樹をケガで欠く布陣。山瀬功の代わりには狩野が入り、松田が前節務めたボランチには河合竜二を置く。対する川崎Fは前節と変わらぬスタメンで臨んだ。
 
立ち上がりからペースを握ったのは川崎F。中村憲剛、ヴィトール ジュニオールがボールによく絡み、球離れの早い小気味いいパスワークを展開する。横浜FMの中盤とDFはそれに付いていけず、後手を踏んだ。また、横浜FMは「中盤のミスが多すぎるからカウンターを受けていた」(横浜FM・木村浩吉監督)。

川崎Fの前半のビッグチャンスは4回。中でも24分に鄭大世が右サイドを抜け出し放ったシュートはバーを叩く決定的なシーンだった。横浜FMは相手のシュートミスに救わるラッキーな面もあったが、最終ラインとボランチ河合竜二の懸命な守りで耐えて、中澤の先制点へ繋げた。
 
横浜FMは後半にシステムを変更。3−4−3から4−3−3へと変えた。これにより相手の3トップにに対する「マークがはっきりして、バランスがよくなった」(兵藤慎剛)。また、中盤は左から小椋祥平、河合、兵藤が並び、ゾーンで相手の中盤をケアした。すると、横浜FMが息を吹き返す。兵藤は前線にも顔をよく出し、連動性のある攻撃の起点となる。
 
しかし、川崎も負けていない。72分に左サイドへ進出した中村のダイレクトパスの折り返し、鄭がニアで合わせる。これは相手DFにクリアされたが、それで得たCKからオウンゴールが生まれた。そして80分に横浜FMの小椋が2枚目のイエローで退場すると、流れは川崎Fの方へ傾く。83分にはヴィトール ジュニオールの直接FKが左ポストを直撃。ロスタイムには左からのロビングボールに走り込んだ伊藤宏樹が相手GKと1対1になるも、トラップミスでゴールは実らなかった。
 
試合を終えるとピッチに倒れ込む選手が多かったのは川崎Fの方。優勝レースの先頭集団に追いつくためにも、この試合は勝ちたかった。ただ、3トップの威力は健在。中盤ではヴィトール ジュニオールのテクニックが冴え渡っていた。必要なのはゴールだけ。それについて高畠勉監督は「相手を上回るパフォーマンスと絶対にゴールを奪ってやるというハートが必要だ」と述べていた。
 
横浜FMの方は先制こそしたが、前半は圧倒されて後半も退場者を出し、苦しいゲームだった。それでも守備陣は中澤、栗原勇蔵らがおり、ある程度計算できる。こちらも得点力アップが課題だ。期待が持てるのは山瀬功の代役、狩野。この日はチーム最多の5本のシュートを放ち、前節と同様に好調をキープ。中3日で大分トリニータを迎えるが、彼を軸にゴールへのシナリオ作りをすることが、得点力不足の特効薬になるのかもしれない。

以上

2008.09.23 Reported by 小林智明(インサイド)
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