9月23日(火)J1 第26節 大分 vs 札幌(13:00KICK OFF/鴨池)
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J1クラブで日本最南にある大分と最北の札幌が鹿児島・鴨池で対戦する“南北ダービー”。かつて横浜フリューゲルスの準ホーム地でJ1クラブのホームゲームが開催されるとあって、鹿児島のファンはこの試合を待ち望んでいるはずだ。
ホーム開催となる大分は前節・東京Vに2−0で勝利。リーグ戦12試合負けなし、5試合連続無失点と勢いは増すばかり。懸念材料であった移動手段だが、札幌戦に向け大分に戻らず東京から直接、空路で鹿児島入りした。「大分に戻りバスで5時間かけて鹿児島に行くより、移動の疲れを軽減し、リカバリーも早くとれる。いいことばかり」とシャムスカ監督。フロントと連係を図り、選手の疲労を最小限に抑えた移動で万全な状態で試合に臨む。第24節の浦和戦から始まった大分県を離れて戦う試練の5連戦。「この5戦で首位との勝点差が離れなかったらタイトルが見える」と今シーズンの勝負所と読む指揮官は、この試合も勝点を積み重ねることしか頭にない。
もちろん、今のチーム力を考えれば勝点3を取ることは当然のミッションである。前節、プロ8年目でリーグ戦初ゴールを決めたDF上本大海は「札幌とは順位の差はあるが気は抜けない。セットプレーには細心の注意を払い、まずは無失点で抑えることを考えたい」とおごりはない。また、鹿児島出身の上本は「初めてJの試合をみたのが鴨池(陸上競技場)。横浜Fと柏の試合でカレカ(元ブラジル代表)のプレーを見てスゲーって感動したのを覚えている」と、Jの試合で心躍らした思い出を話してくれた。鹿児島のサッカーファンを虜にするという意味でもJ1リーグに相応しい試合をし、九州のJクラブ初のタイトルを狙うために負けられない一戦となる。
一方、現在最下位でリーグ戦9試合勝利のない札幌。前節では同じ降格圏内にいる千葉に破れ、置かれている状況がより厳しくなった。1つでも多く勝点が欲しいのは、大分より切実だ。しかも今節は、圧倒的な個の能力で得点できるダヴィと守備の要であるDF箕輪義信が出場停止。チームの柱である2人を欠くチームは、崖っぷちに立たされている。勝点3を狙い攻撃的な姿勢で挑むしか道が拓けないだけに、この試合は相当な覚悟で臨んでくるはずだ。
試合の展望としては大分優位に変わりはない。「ウチは0点で抑えるのがベース。点を取れなければ勝点1、取れれば勝点3という意識でやっている」と大分のゲームキャプテンMF鈴木慎吾が明かすように、リーグ最小失点を誇る堅守は、札幌にとってぶ厚いカベとなるだろう。だが、何が起こるか分からないのがサッカー。「運は頑張っているチームに転がってくる」(鈴木)。勝利を信じ、ひたむきに走り続けたチームに勝利の神様は微笑むだろう。順位の違いはあるが勝点に対する貪欲な姿勢は変わりない。可憐なプレーで魅了しなくてもよい。貪欲に勝利を目指す熱いサッカーで鹿児島のファンを唸らせてほしい。
以上
2008.09.22 Reported by 柚野真也
J’s GOALニュース
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