9月23日(火)J2 第37節 水戸 vs 徳島(13:00KICK OFF/日立市)
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ことごとく水戸が有利な条件が整うこととなった。
中2日で水戸に乗り込んでくる徳島に対し、水戸は前節休みで中8日での試合。しかも前々節に続き、ホーム連戦。これほどまで有利な状況で戦えるだけに、水戸は「絶対に勝たないといけない」(堀健人)のはもちろんのこと、内容も求めなくてはならない一戦である。
第3クールに入ってからの水戸はまだ今季の目指すべきサッカーを見せていない。積極的なプレスからボールを奪い、しっかりとしたポゼッションで相手ゴールを脅かすのが今季の水戸のサッカーのはず。だが、ここ数試合はロングボール頼みのシーンが目立つようになり、組織的に攻撃の形を作るという意識が希薄になっている。前々節鳥栖戦はそれがもっとも表れた試合となった。荒れたピッチ状況のため、ロングボール主体のサッカーに切り替えたが、「主体」だけでなく、「一辺倒」となってしまった。結果、相手を押し込むことはできたが、効果的な攻撃はできないまま。ポストプレーができる西野晃平が復帰したことで、前線に起点ができるようになったが、そこに簡単にボールを入れるあまり単調な攻撃を繰り返してしまっている。もっと中盤で起点を作ってから、左右に展開して揺さぶる形が必要だろう。
そんななかで期待したいのは小澤雄希だ。パク・チュホが左ひざの負傷で今節は欠場が濃厚。ボランチに中村英之が入ることが予想されるため、左サイドバックには小澤が先発で出ることになりそうだ。第28節福岡戦で右手首を骨折。第32節で復帰を果たしたが、「けがを怖がっていて、プレーが消極的だった」(木山隆之監督)ため、それ以降は出場機会を得ることができなかった。しかし、ここに来て小澤が調子を上げており、満を持して復活を果たそうとしている。彼の積極果敢なオーバーラップこそ、今季の水戸の象徴。彼の攻撃参加の回数が水戸のサッカーができているかいないかのバロメーターと言えよう。小澤の復帰が、第2クールの水戸のサッカーをよみがえらせてくれることに期待したい。
対する徳島は圧倒的な不利な条件での試合とはいえ、目標は勝点3獲得以外にないはず。16試合勝利から見放されており、喉から手が出るほど勝利が欲しい状態が続いている。中2日での試合だからこそ、気迫を振り絞った戦いを見せてくれるに違いない。
しかし、結果こそ出ていないが、内容は上向きだ。前節も3位の湘南相手に主導権を握り、勝利まであと一歩まで持ち込んでいる。その勢いに乗ってこの試合に乗り込みたいところだ。倉貫一毅を中心とした中盤でのパス回しは日々精度を増しており、それに加え、今節は前節出場停止だったアンドレジーニャが復帰。彼の鋭い突破力は水戸に脅威を与えることだろう。そして、日々成長を遂げている右サイドバックの麦田和志が水戸の小澤を押し込むことができれば、形勢は一気に徳島に傾くこととなるはず。2人のマッチアップが勝負の分かれ目になるかもしれない。
水戸優位の構図で行われる一戦。水戸が条件を生かして万全の勝利を挙げるのか、それとも満身創痍の徳島が意地を見せるのか。一筋縄ではいかない90分になりそうだ。
以上
2008.09.22 Reported by 佐藤拓也
J’s GOALニュース
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