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メキシコ自治大学のクラブチーム、プーマスのように総立ちしてなきゃ試合を観てられない落ち着けない所もあるが、ここパチューカはスタジアム内で棲み分けが出来ているほうだろう。大きく分ければ、サイドライン側のファミリーが多いエリア、そして、若者中心の常に声を張り上げているネット裏だ。ただいずれにせよ、青と白のパチューカユニフォームに身を包んだパチューカのサポーターを総称して“OLA TUZA”と呼ばれる応援の波ができあがっている。試合中はもちろんサッカーを楽しみつつ、観客は積極的に応援して試合に参加するのは世界共通の風景だ。
そして、グラウンドと客席の距離が近いから、サポーターの応援がかなりダイレクトなのも特徴かもしれない。相手チームのゴールキーパーなんかはずっと野次を聞かされ続けて気の毒になるほどだ。逆に地元の選手がミスをしようものなら、なかなか手厳しい声やブーイングが飛ぶ。試合が荒れるときは、場内で観客同士のいざこざ、ビールのかけ合い、コーナーキックではたまに発炎筒が飛んでくるが、スタジアム内の警備はしっかりしたもの。メキシコサッカー連盟の規定でスタジアム内の安全第一ということで、暴徒はさっさとフル装備の警備員に捕まって退場させられてしまう。
取材した日はメキシコで全国区の人気を誇るチーバスと対戦したため、サイドライン沿いの客席は両チームのサポーターが半々に入り混じっていた。
ゴール裏は常に旗を振りながら応援歌を歌うといった一番盛り上がっている場所。点が入れば金網によじ登って、貼りつく鉄条網の痛みなど関係なしとばかりに、熱狂していた。
Reported by 信藤大輔
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