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【J1:第24節 横浜FM vs 神戸】レポート:横浜FMが多くの好機を決め切れずドロー。神戸は『MF大久保』が守備でも貢献。(08.09.14)

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9月13日(土) 2008 J1リーグ戦 第24節
横浜FM 1 - 1 神戸 (16:05/日産ス/17,107人)
得点者:44' 大久保嘉人(神戸)、89' オウンゴ−ル(横浜FM)
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横浜F・マリノスが後半のロスタイムに、ヴィッセル神戸のオウンゴールで追いつき、命拾いしたこの試合。勝点3が手からこぼれた神戸の選手は試合終了の笛を聞くと同時に、ピッチに座り込み、徒労感をあらわにした。

試合開始から山瀬功治に対する神戸のマークがそれほど厳しくないこともあり、彼がよくボールに絡み、横浜FMに攻撃のリズムが生まれる。山瀬功自身、2本のドリブルシューを放つ。特に2本目は、鋭い突破からのパンチのあるシュートだったが、相手GK榎本達也の鋭く反応され、阻まれる。彼以外にも、小宮山尊信、兵藤慎剛などがシャープなシュートを次々と放つもボールは枠へは入らない。

そしてロスタイム。左FKのクロスを北本久仁衛がニアでヘッド。シュートはポストに当たり、混戦から大久保が押し込み、神戸がリードして折り返す。

後半に入り、神戸は「2トップを中心としたプレスをかけてきた」(横浜FM・木村浩吉監督)。また、この日は左MFでプレーした大久保嘉人とFWレアンドロのキープ力でタメを作り、サイドの選手を活かせるようになり、敵陣へ侵入する機会が増えだす。そこで木村監督は、ユース所属の齋藤学を61分に投入。この采配が功を奏し、横浜FMは前線でパスが回るようになる。そして63分、ゴール前のこぼれ球を齋藤がすかさずシュート。齋藤は69分にも強引なドリブル突破から際どいシュートを打ち、観客を沸かせる。

リズムを取り戻した横浜FMは70分に狩野健太、78分に金根煥が次々と途中出場。新加入の金は北京五輪韓国代表DFだが、この日はFWの位置へ入る。さらに80分過ぎには松田直樹も前線に張り、最後の賭けに出た。対する神戸は、チーム全体がハードワークを課し、分厚い守備を構築。これで横浜FMは万事休すかと思われた。しかしロスタイム3分だった。キッカー狩野の右FKをレアンドロが頭に当てるも、クリアボールは自陣ゴールの中へ。

両チームにとって劇的な同点弾が決まり、試合はドローに終わった。

8月に歯車がようやく合い始めた横浜FMの攻撃陣ではあったが、この日は不発。総シュート数は神戸の倍の14本だったが、崩しきれずに打つ淡白なシュートも多かった。
「フィニッシュのところで、誰かが無理をしないと点を取れない」
指揮官のハーフタイムコメントであるが、流れの中からゴールを生むためのヒントは、この短い言葉に集約されているのかもしれない。また、守備では本来レギュラーの栗原勇蔵が右CBの位置で、約4か月ぶりに復帰。ブランクを感じさせない守りを見せていた。

一方の神戸だが、後半に見せた組織的な守備は秀逸だった。昨季もプレー経験のある左MFに入った大久保嘉人も「きつかった」というぐらい、守備に奔走していた。彼がそのポジションで使われた理由は、「チームとして変化を出したかった」(松田浩監督)から。中盤で多くボールに触れ、その成果の一部は見られた。だが、チームとしてゴール前の迫力を欠いていたのも確か。次節、大久保は出場停止になるが、今後、彼をどの位置でプレーさせるか、指揮官の采配が見ものだ。

以上

2008.09.14 Reported by 小林智明(インサイド)
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