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【J1:第24節 鹿島 vs 川崎F】プレビュー:9月、10月と連戦が続く厳しい日程が始まる鹿島。7試合で5勝2分けと絶好調の川崎Fとの上位対決に勝利し、再開後の良いスタートを切ることができるか(08.09.13)

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9月13日(土)J1 第24節 鹿島 vs 川崎F(18:00KICK OFF/カシマ
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今節から連戦がスタートする鹿島。ACLを含めると7連戦。さらにACL準決勝に進出すると8連戦が待っている。
「連戦をこなす上でスタメンのパフォーマンスが何試合目かでガクンと落ちるというのを見てきている。そこで、うまく自分たちが貢献したい」
貴重なバックアップの1人である増田誓志は今後の戦いにおける自らの役割を十分に理解していた。連戦に入れば、控えの選手も含めチームは総力戦に入ることになる。そのための準備を鹿島は行ってきた。

ヤマザキナビスコカップに敗退してしまったため、1週間余計にできたインターバル。この期間を利用して、鹿島のオリヴェイラ監督はクラブハウスでのミニ合宿を行った。午前・午後の2部練習に加え、昼・夕食をクラブハウスで食べることを義務化。連戦を前に再度の意思統一を図る。合宿のテーマは2つ。1つはフィジカル強化。極限まで追い込むようなことはなかったものの、集中的にフィジカル練習を行うことでコンディションをあげる。もう1つは守備の再構築。チーム全体の守備にいまひとつ安定感を欠く試合が多かっただけに、多くの時間を割いてその確認を行っていた。

戦術的には右に青木、中央に中田、左に小笠原を配し、トップ下にダニーロかマルシーニョを置く”3ボランチ”も試した。完成度はまだまだだが、「オプションとしてそういうものがあればいいし、それはACLに限らず、いろんな形があれば強みになると思う」(中田浩二)と、チームの強みである中盤の構成に変化をつけられれば、幅を持たせることができる。非常に有意義な合宿だったと言えるだろう。

対する川崎Fは怪我人が続出したものの絶好調のまま中断期間を迎えた。7試合で5勝2分け。逆転勝ちも多く、得点力の高さは相変わらずだ。中でも好調なのが鄭大世。3戦連発でチームを牽引する。黒津も好調を維持しており、チームは7試合で15得点。J屈指の攻撃力を披露している。しかし、この15得点のなかにエースであるジュニーニョの得点は1つも含まれていない。ただ、シュートチャンスは作れているため、なにかきっかけが生まれれば、川崎F自慢の3トップが完成される。

迎え撃つ鹿島も、その攻撃力は十分に警戒。3トップに対する守備練習を繰り返した。守備ライン4人に青木を加えた5人で3トップをどうやって受け渡すのか、声を掛け合いながら確認していた。そうは言っても、その攻撃を完全に止めるのは難しいだろう。本山雅志も相手の攻撃力には敬意を払っていた。
「相手には注意しなければいけない選手が多いので、ホームでの試合とはいえ攻撃される時間は多くなると思います。明日は撃ち合いになるんじゃないかな」

「これからは1つも負けられない」「総力戦になる」「相当な覚悟が必要」と鹿島の選手たちは、これから待ち受ける戦いに対し、決意を込めていた。
5月末から6月にかけての中断後には4連勝で盛り返したものの再び失速。その後、選手を入れ替えながら戦っていくやり方に切り替えた。メンバーを固定するのではなく、誰が出てもある程度の力で戦えるよう、チームの底上げを行ってきた。連戦を良い形でスタートできれば、弾みをつけることも可能だろう。

ただ、今節は上位同士の対決。どちらのチームにとっても勝点3を奪いたい試合だろう。両チームとも控えメンバーに攻撃的な選手を揃えるだけに、逆転・再逆転という展開もあるかもしれない。前回の戦い( /jsgoal_archive/result/2008/0503/20080100010820080503_detail.html )も3−2と激しいシーソーゲームの末の敗戦だった。攻撃的な両チームなだけに、ぜひスタジアムで生観戦してほしい。

以上

2008.09.12 Reported by 田中滋
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