9月13日(土)J1 第24節 清水 vs 札幌(15:00KICK OFF/日本平)
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ヤマザキナビスコカップ準決勝では昨年の王者・G大阪に快勝し、内容的にも大きな手応えをつかんだ清水。だが、リーグ戦においてはまだまだ安心できる状況ではない。とくに今季は、何度か良い勝ち方をしてはいるものの、その後が続かず上昇気流に乗りきれないという流れが続き、その結果として今の14位という不本意なポジションに甘んじている。
だからこそ、今度の札幌戦ではきっちりと勝点3を取って、何としてもリーグ戦に良い流れをつなげていかなければならない。札幌は順位的にも近い相手であり、日本平でのゲームでもあり、「引き分けもいらない」(高木和道)と、選手たちも勝点3を取ることしか頭にないゲームだ。
もちろん、今のチーム力を考えれば、勝点3を取ることは当然のミッションと言える。G大阪戦で大活躍した山本真希をはじめ、GK山本海人も、高木和道(代表選出)の代役を務めた岩下敬輔もしっかりと自分の仕事をこなし、それによってチーム内の競争は一気に厳しさを増した。スタメンをどう組むのか長谷川健太監督も頭を悩ませていたが、流れを生かすことを重視するなら、G大阪戦のメンバーに高木和を加えた形が有力となる。
ただ、札幌の戦術を考えれば、誰が出てもある程度ボールを支配することはできるはず。その中で相手の高くて厚い壁をどう切り崩すのか。いくらサイドを支配しても、単純なクロスではなかなか通用しないだけに、むしろG大阪戦以上に、崩し方の工夫やラストパスとシュートの精度が求められるだろう。
その意味で、長谷川監督がどのようなメンバーをチョイスするのか、試合前のメンバー発表にも大いに注目したい。
一方、現在最下位で16位の磐田とは勝点9差がある札幌。1つでも多く勝点が欲しいという切実さは清水以上にある。しかも今節は、クライトン(ボランチ)、芳賀博信(ボランチ)、坪内秀介(右サイドバック)の3人が出場停止というピンチ。必死さという意味では、相当な覚悟でこの試合に臨んでくるはずだ。
また、現在は7試合勝利がない(4分3敗)が、内容は徐々に良くなっている。とくにダヴィとアンデルソンの2トップと、右MFの藤田征也が調子を上げてきており、第23節・G大阪戦でも3得点。アウェイでもゴールを奪う力は十分にあり、今季の通算得点では清水が27点、札幌が26点と得点力に関してはほぼ互角と言える。
それだけに、札幌がアウェイらしい戦い方に徹してくるのか、勝点3を狙ってより攻撃的な姿勢で挑んでくるのか、長谷川監督にも「予想できない」という状況にある。ただ、7月5日の札幌厚別での対戦(第15節 /jsgoal_archive/result/2008/0705/20080100010120080705_detail.html )では、清水が2度先行しながら、2度ともセットプレーから追いつかれて引き分けに持ちこまれており、セットプレーからの失点を防ぐという部分は絶対に欠かせない。
戦力的にはやはり清水が有利だろうが、ワンチャンスでの決定力は札幌も高いものがある。「G大阪戦よりも厳しいゲームを覚悟している」(長谷川監督)というのも正直な気持ちだろうが、その中で勝ち切ることが今の清水にはどうしても必要だ。
以上
2008.09.12 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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