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【ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 清水】G大阪側プレビュー:細かな計算はいらない。とにかく、『勝って』決勝の舞台へ(08.09.07)

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9月7日(日)ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 清水(19:00KICK OFF/万博
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 『決勝』行きを懸けた正念場の一戦。G大阪はホームに清水を迎え、準決勝・第2戦を戦う。アウェイでの第1戦の結果( /jsgoal_archive/result/2008/0903/20080020060120080903_detail.html )から、『アウェイゴール』を手にしたG大阪は第2戦で勝つか、0−0で引き分ければ決勝進出が決まる状況。だが、リードしている状況ではなく、1−1のドローで折り返したからか、選手たちがこの状況を『アドバンテージ』と捉えている様子はない。むしろ、第1戦以上に、チームにはいい意味での緊張感と、勝利への意欲がみなぎっている。
「アドバンテージなのは、ホームで戦えるということのみ。とにかく『勝たないと決勝にはあがれない』という気持ちでいるし、むしろ引き分けでも…という思いが少しでもあったら結果は出せないと思う(DF加地)」
「細かい計算は必要ない。とにかく僕らが勝つことしか考えていない(MF橋本英郎)」
「ハッキリしているのは勝てば決勝、ということだから。第1戦はそれを分かりやすくしただけのことで、アウェイゴールをいくつ獲ったとか、アドバンテージだとか、そういうことは全く考えていない。とにかく勝つために全力を尽くすだけ(FW播戸竜二)」

 といっても、簡単に『勝ち』を奪える相手でないことは、第1戦の戦いで熟知している。特に守勢に回った後半のように、疲労の中で守備時の『一歩』が出遅れたり、連係に綻びが見られたり、簡単にDFラインの裏を取られたり、という状況に陥れば、清水にはそこを一気に攻め立てる攻撃力がある。しかも、清水が決勝への切符を手にするには、勝ち、もしくは2−2以上の引き分けという成績が必要になることから、第1戦以上に攻勢に試合を進めてくることは間違いないだろう。
 そうした中で、G大阪としてはその清水の攻撃をしっかりと封じながら、相手を上回る攻撃を仕掛けられるかが勝負の分かれ目。特に第2戦は守備の要であるDF山口智が出場停止となる中で、代わってピッチに立つ選手を含めたDF、守備的MFらがいかに互いの存在を感じながら連動し、攻撃に繋げていけるかも重要なポイントになる。また、西野監督の言葉を借りるなら「肉体的なダメージを負っているのは両者に言えること。そうした状況でも常に心理的な部分で相手を上回ることができるか。いろいろなピンチ、チャンスを強く感じて、それに応じたプレーをできるか」といったメンタル要素も、間違いなく結果を左右する力になることだろう。
 そして、欲しいのは『ゴール』。FWルーカスやFW山崎雅人、MF二川孝広やMF寺田紳一、MF倉田秋らに加え、第1戦で5月3日以来の公式戦出場となったFW播戸竜二やFWロニーなど、戦力も整いつつある状況の中でいかにG大阪らしい攻撃力を示し、ゴールをこじ開けられるか。それこそが、2連覇を目指すチームを『国立・決勝』に導く、切符なのだから。

 余談だが、過去、G大阪がヤマザキナビスコカップ決勝に進出したのは05年と、07年の2度。ただし、決勝行きを決めた準決勝・第2戦
は、いずれもアウェイでの戦いだった。つまり、今回、第2戦で決勝進出を決めることが出来れば、初めてホームサポーターと共にその喜びをホームスタジアムで分かち合うことになる。もちろん、本当に喜び合うのは、決勝の舞台を征した後だが。

以上

2008.09.06 Reported by 高村美砂
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