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【J1:第1節 大宮 vs 新潟】プレビュー:高まる期待感の中Nack5スタジアム大宮での初勝利を目指し、大宮が新潟を迎え撃つ(08.03.09)

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3月9日(日)J1 第1節 大宮 vs 新潟(16:00KICK OFF/NACK
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どこのチームでも、こんな感じなのだろうか。明日開幕を迎える大宮は、かつてない期待感と高揚感に包まれている。これが開幕前独特の雰囲気なのか、それとも今季の大宮に限定されるものなのだろうか。どちらにせよ、大宮には今季開幕を迎える前の調整が上手くいった手ごたえと、新たなるサッカーで早くピッチに立ちたいというはやる気持ちがある。

このわくわく感の源は、まず樋口靖洋新監督の存在だ。ここ数年の大宮は、守備を徹底し代名詞となるまでに高めてきたが、それを否定するのではなく肯定したうえで「リアクションからアクションへ」という大転換を行った。高い位置から激しくプレッシャーをかける、相手ゴールに近い位置からの攻撃ですばやく得点へ向かう。「もちろん選手たちは大きな違いを感じていると思いますよ」と樋口監督は話す。

その変化に対し選手たちはわくわく感を隠せない。「大宮にきて初めてポジティブな気持ちで開幕を迎えられる」(吉原宏太)「点がとれる気がする。とても楽しみ」(藤本主税)「監督の意図を納得した上でピッチにたてている喜びがある」(小林慶行)そして、何よりも監督が「この手ごたえを早くピッチで表現したい」と待ちきれない心境を明かす。

開幕戦での注目ポイントはいくつもある。予想布陣はこれまでと変わらない4-4-2だが、右サイドバックは田中輝和が抜擢されそう。ほかは昨年とおおむね変わらない。田中は「高い位置からの守備にいける運動量」がその理由ではないかと自己分析している。ピッチにたつ11人の中で最も若いとはいえ、すでに5年目を迎える田中は与えられたチャンスをものにできるだろうか。そして、新主将をつとめる小林慶にも注目したい。どちらかといえばクールで、キャプテンキャラではない彼だが、樋口監督は「僕は先入観がなかったから彼を選んだ。パーソナリティとピッチでの存在感が理由」と話す。小林慶自身も「自分でもキャラじゃないとは思っていた。でも、そんな風に信頼してもらえるんだったら応えたい」と決断した。ボランチから、攻守の要となる彼には一年を通して注目したい。また、9位以上という順位を達成するために「年間でチーム50得点くらいが目標。ふたり位は二桁得点が出ないと難しいだろう」と樋口監督は見据える。昨季はリーグワースト2位の24得点でありチームとしては倍以上の得点が下位脱出の鍵となる。「開幕だけでなく年間を通して」チームを完成させていきたいと監督は意向を話すが、開幕戦でその行方を占うことは出来るだろう。

対戦相手新潟との昨季の対戦成績は1勝1敗。だが、今季に関しては「開幕前で大きな情報がない」というのが現状。ただエジミウソン、坂本將貴ら主力の抜けた穴は気になるが新外国籍アレッサンドロも攻撃のアクセントとなるようで「新しい外国人も能力が高そう。監督も代わらないし高いチーム力は変わらないだろう」と樋口監督は警戒を寄せる。日本代表でもある矢野貴章を中心とし、そこにアレッサンドロ、ダヴィとで繰り出す攻撃力は大宮にとっては手ごわい。鈴木淳監督が率いて3年目、今季は昨季よりひとつ上の5位を目指す強敵といきなりの対戦となった。

練習での手ごたえを、一年間を通した自分たちの支えとするためには結果が何よりも必要。「勝ち点は3しかないけれど、自分にとってもチームにとってもそれ以上に重要な試合」と樋口監督が語気を強める開幕戦。開幕勝利イコールNack5スタジアム大宮での初勝利で、上昇気流をつかむ。そんな開幕戦になればと思う。

以上
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