今日の試合速報

J’s GOALニュース

一覧へ

【AFCチャンピオンズリーグ 決勝 第1戦 セパハン vs 浦和】プレビュー:堅守セパハンの守りをこじ開けろ! 浦和、敵地でアドバンテージを握れるか!?(07.11.06)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
11月7日(水)AFCチャンピオンズリーグ 決勝 第1戦 セパハン vs 浦和(21:30KICK OFF/イスファハン)
-試合速報はこちら-
TV中継:BS朝日にて21:30〜生中継
【レッツゴーACL】アウェイへ行こう! 浦和の対戦するセパハン(イラン)編
【レッツゴーACL】アウェイへ行こう! 浦和の対戦するセパハン(イラン)写真レポート
川崎F担当記者が見たセパハン分析レポート
外務省海外安全ホームページ イラン:サッカー観戦にともなう留意事項
----------

 浦和は7日、AFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦となる敵地でのセパハン戦(イラン)を迎える。中立地での一発勝負で王者を決める欧州チャンピオンズリーグとは異なり、アジアではホーム&アウェイで王者を決めることになるが、埼玉スタジアムでの第2戦に向け、浦和はアドバンテージを持って帰ることはできるだろうか。

 セパハン戦のポイントは強固な守備が持ち味の相手をどう攻略するかということになるだろう。準々決勝の川崎F戦を振り返っても、セパハンは守備を固め2試合を失点ゼロで凌ぎ切っている。準決勝も敵地での一戦こそ、アル・ワハダが前半に退場者を出したことで結果的に3点を奪ったものの、ホームでは無得点に終わっているなど、守りを武器に勝ち上がってきたといえる。おそらく決勝でも、そのスタイル(守備ありきでカウンターから勝機を見出す)に変化はないだろう。

 アウェイなら仮に失点を喫しても、得点(アウェイゴール)を挙げれば優位性は出てくる。それだけに、浦和としてはアウェイとはいえ、いかに攻撃的に行けるかがカギとなりそうだ。

 2試合を終えて、ノースコアでPK戦へ。それだけは避けたいシナリオといえる。
浦和にとって、守備面だけでなく攻撃面での貢献も大きい闘莉王(左太ももを痛めており遠征にも不参加)を欠くのは、やはり痛手と言わざるを得ないだろう。代役が予想される堀之内、ネネも経験ある選手だが、高さ、強さという面では闘莉王に及ばない。些細なことが勝敗を分ける大舞台なだけに、セットプレーなどを考えると、そのパワー不足が心配される。チーム全体としてどう補えるかが大事になってくる。

 また、キャプテン山田(名古屋戦で右足ふくらはぎの肉離れ)を欠く右サイドには、永井が回ることになるが、ここはより攻撃的な永井の特徴を生かしたいところ。右サイドでの永井のドリブル突破は大きな武器になるはずだし、チームとしていかに永井を高い位置で勝負させるかがポイントだ。永井の位置取りは、試合を見るひとつのバロメーターといえるだろう。

 2日に日本を出発し、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイでミニ合宿をこなした浦和は、試合前日となる6日にイラン中部の都市イスファハン入り。到着直後にも会場となるフラード・シャハールスタジアムで最終調整を行なう予定だ。

 気になるのは、ドバイとイスファハンの寒暖差。キックオフは現地時間16時(日本時間21時半)とはいえ、この時期でも30度を超える暑い日が続くドバイに比べ、標高1600メートルの乾燥した高地イスファハンは日によっては10度以下にも冷え込むだけに、寒さで体が動かないようだと苦戦を強いられそうだ。

 浦和としては今大会、中東勢とは初の顔合わせとなるが、ライバル韓国チームを破ってきた勢いのまま、セパハンを叩きたいところ。日本勢の意地を見せる意味でも、川崎Fを下したイラン勢に連敗は避けたい。

以上

2007.11.06 Reported by 栗原まさお

----------
浦和レッズに応援メッセージを届けよう!
準決勝第2戦の試合中に寄せられたJリーグ各クラブ サポーターズボイス
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

JリーグYBCルヴァンカップ
プライムラウンド 決勝
2024年11月2日(土)13:05 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/10/21(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田Jリーグ全ゴールまとめ【1018-1020】