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【第87回天皇杯4回戦 清水 vs 明治大学】長谷川健太監督(清水)記者会見コメント(07.11.04)

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11月4日(日) 第87回天皇杯4回戦
清水 3 - 3(PK 5 - 4)明治大学 (13:00/日本平/5,038人)
得点者:35' 林 陵平(明治大学)、70' 兵働 昭弘(清水)、82' 青山 直晃(清水)、89' 増田 洋平(明治大学)、103' 林 陵平(明治大学)、115' 青山 直晃(清水)
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●長谷川健太監督(清水):
「完全な負け試合だったと思う。明治の選手も、最後までJリーグのチームを倒そうという気迫を持って、足も止まらず運動量も最後まで落ちずに、本当に素晴らしいプレーをしたんじゃないかと思っている。エスパルスの選手も、学生のチームをなめていたわけではないし、初戦の難しさというのは重々承知しているし、学生とやるのは非常に難しいというのは承知しながら入ったが、ちょっとミスがあまりにも多すぎた。ミスしてはいけないゾーンで、簡単なミスをして相手に取られて、カウンターを食らってという形で、なかなか思うような形ができなかった。もちろん、それをさせなかった明治の頑張りというのも当然あったと思うが、そういう相手に対してもきちっと対応してきれない未熟さというのが、今日の試合で露呈したと思っている。

先週ガンバと本当に良いゲームをして、今週そういう流れを絶やさない、またその流れを続けさせるためにも、今日のゲームというのは本当に大事だったと思うが、そういう中できちっとしたゲームができなかったというのは、まだまだ力が足りないというか。もうワンランク、トレーニングで上げていかないと、まだまだタイトルを本当に取るようなチームにはなれないのかなと思っている。また、ある意味明治というチームに、サッカーの難しさというか、勝負に対するかける想いとか、そういう部分を教わったような気がする。ある意味勉強になった一戦ではなかったかと思っている。

天皇杯で多くのサポーターが来て、楽しみにしてくれたと思うが、天皇杯の初戦で2年連続、完勝というわけにはいかなかった。トーナメントの初戦というのは、勝つことが重要ではあると思うので、ホームの日本平で負けなかったというのは、唯一の救いだったのかなと。あとは本当に、明治大学サッカー部に脱帽するしかないぐらいの試合展開だったと思っている。

この難しい、また厳しい現実というのを真摯に受け止めて、今週1週間トレーニングをして、Jリーグの残り4試合、こういう苦い経験、教訓というのを生かせるように、次のホームの広島戦に向けて、きちっと準備をしていきたいと思っている。また、明治の想いというのを、天皇杯につなげていくためにも、次の5回戦をきちっと勝って、上に進出していきたい」

Q:ミスの多さの原因は、監督としてはどのように見ていますか。
「まず、いつもより若干芝が長めだったので、ちょっと選手もやりづらそうにしていたというのは、ひとつあると思う。あとは、まだまだ技術がないというところではないかなと。本当にイージーなミスがあまりにも多かったと思っているし、久々にケガから復帰した岡崎が今日先発したが、ちょっと空回りしてしまったのかなと。だから、前半はなかなか前線にボールが入らず、そこでうまい形で起点を作れなかったというのも、ひとつの要因だったと思っている。オリンピックの選考が今週あるという中で、少し違う意気込みが、山本海人にしても岡崎にしても出てしまったのかなという感じは見受けられた」

以上
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