今日の試合速報

J’s GOALニュース

一覧へ

【大分 2007シーズン新加入選手発表記者会見】会見での溝畑宏 代表取締役社長コメント(07.01.27)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1月27日(土)大分市内にて大分 2007シーズン新加入選手記者会見が行われました。会見での溝畑宏 代表取締役社長のコメントは以下の通りです。
----------

●溝畑宏 代表取締役:

「皆さんこんにちは。まず今シーズンのコンセプトについて簡単に説明させていただきます。今年の新しいテーマは『Challenge & Competition』です。昨年は『Challenge & Challenge』ということで、J1にあがって4年目、限りない挑戦ということをテーマに戦いました。J1昇格の1年目が14位、2年目が13位、3年目が11位、昨年が8位ということで、着実に階段を上がってまいりましたが、今年のテーマであるChallengeはあくまでも日本一になる。そしてアジア、世界のチャンピオンを目指すということです。

挑戦というのは我々クラブの生命線ですが、これにプラスして今年はCompetition(競争)を加えました。これはやはり順位を上げていく中で、常に原点を忘れず、常に競争して成長していくということです。これは選手間の競争のみならず、クラブ間の競争も含めて、すべてに競争してレベルアップを図るという思いを込めまして、『Challenge & Competition』をテーマといたしました。

それから、今年の重点項目として4つの項目を挙げました。
一つは3年以内に日本一を目指すということで、ホップ、ステップ、ジャンプの、ホップの年として7位以内を目標としています。
二つ目はスタジアムのアミューズメント化を進めていきたいと思っています。
三つ目は我々にとって生命線である地域貢献の一層の徹底ということです。地域に愛されるクラブとして、野球を始めたり、女子サッカーを始めたりしましたが、さらに様々なスポーツ団体と連携して、総合スポーツクラブ化を進めるとともに、様々な分野で地域の皆様に貢献していきたいと考えています。
四つ目はグローバル化です。我々クラブが世界に通用するクラブを目指していくうえで、海外のクラブとの連携するとともに、アジアの有力クラブとの連携を進めてまいります。2月12日には、中国のチャンピオンチームであります上海申花を呼んでテストマッチを予定しています。以上の4つを重点項目に挙げて戦っていきたいと考えています。

それと皆様から要望のありました、トリニータのマスコットにつきましても、今後、2008年シーズンより、皆さんの前にお披露目できるように、2007年に、クラブ、Jリーグと協議を進めながら作っていきたいと思っています。我々はエンブレム、ロゴを2年前に作りまして、その浸透度を見ながら慎重に判断をいたしまして、このたび、作業を進めていくことにいたしました。

以上、まずはクラブの基本コンセプトについて説明させていただきました。

次に、今回の新加入選手の概要についてですが、我々は多額の移籍金を払って選手を取ってくるようなクラブではありません。今いる選手を徹底的に鍛え上げて、底上げのできるチーム作りを目指しております。したがって、今回のポイントのひとつは、チーム作りとして育成型クラブを一層徹底していくということでした。

二つ目は外国籍選手について、昨年の秋よりシャムスカ監督、スタッフと慎重に検討を重ねまして、より高いレベルのチーム作りをしていく上で、3つのポイントからチーム編成を考えました。
一つ目は決定力のあるFW。
二つ目がトップ下で司令塔になり、パスが出せる選手。
そしてボランチについては、展開力があり、ミドルシュートが打てる選手。この3つをテーマに編成会議を重ねました。今年獲得した外国籍3選手は、いずれも我々が慎重に検討を重ねまして、昨年リストアップして作業を進めまして契約をすることにいたしました。

セルジーニョ選手は、ブラジルのコリンチャンス・アラゴラスで活躍後、ポルトガルでプレーしました。彼の出身のバイア州はシャムスカ監督の出身地でもあり、昔からシャムスカ監督、マルセロコーチが大変興味を持っていた選手です。どのチームに行っても2、3試合に1点の割合で得点を重ねています。左利きで、ミドルシュートも強く、決定力があり、今年の編成方針にかなう選手であるということで獲得することにいたしました。

それからジュニオール・マラニョン選手は、ブラジルの各チームでプレーしまして、2005年からサンタクルスで活躍した選手です。特に昨年のブラジル選手権では34試合に出場して6得点を挙げています。実は昨年の夏くらいから、監督から『是非取ってほしい』という強い要請を受けまして、獲得にいたったというわけであります。ボランチの選手として非常に運動量があるだけではなく、パスも出せるし、シュートも打てる選手です。

次にアウグスト選手。監督と我々フロントの中で、日本のサッカーにフィットしていて若い選手、そして、我々の求めるパスも出せて、シュートも打てるトップ下の選手としてリストアップしておりました。横浜FCのJ1昇格の立役者でありますし、日本で1年プレーしている選手ということで、非常に期待が持てると思っています。

それから日本人選手ですが、まずは宮沢正史選手です。実は彼が大学の時から非常に関心を持っておりまして、J2時代にオファーを出したことがあります。ここ2、3年もオフになるたびにオファーを出しておりました。左利きで、非常に運動量がある、そして人一倍練習を頑張るという選手で、彼がFC東京を出て行くときにサポーターが非常にさびしがったように、非常に人望のある選手でもあります。
我々が即戦力の選手を獲得するときというのは、本当にサッカーが好きで、チームのために頑張れる選手というのをポイントにしていますが、まさに我々にとって願いがかなう選手であります。ボランチとしてだけではなく、FK、スルーパスのところでも期待の持てる選手です。

松橋優選手は、うちにいる松橋章太選手の弟であります。国見高校出身で、早稲田大学ではFWを中心に活躍していました。前に行く闘争本能と突破力は、我々のチームにないものを持っています。そういう意味で、レギュラー争い、競争の中に入っていける選手ということで獲得いたしました。

次に高校生ルーキーの3人ですが、いずれもU-18代表に声がかかる選手ばかりです。まずは金崎夢生選手。滝川第二高校出身で、高円宮選手権で優勝したときの中心選手であります。高校選手権は残念ながら途中で敗退しましたが、将来の日本を背負って立つようなMFで、リーダーシップのある選手です。

清水圭介選手は、金崎選手と同じ滝川第二高校出身で、GKとしてU-17、U-18代表になを連ねております。クラブには西川という若いGKがおりますが、西川と切磋琢磨できる、西川に十分匹敵する選手だということで獲得にいたりました。

池田達哉選手は日本クラブユースサッカー選手権でのガンバ大阪の優勝に貢献した選手です。体が大きいというだけではなく、非常に伸びしろのある選手です。彼も将来の日本を背負って立つことができる選手であると思っています。

外国籍選手3名、日本人選手5名、合計8名の新加入選手は、いずれもこれまでの強化ビジョンをしっかりと引き継ぎながら、将来に向けて、日本一に向けての、ホップ、ステップ、ジャンプのホップの年の担い手になる選手たちです。是非、ご声援をお願いします。

以上

★新加入選手コメントは【こちら】
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/11/25(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田J3リーグ全ゴールまとめ【1124】