●第86回天皇杯準々決勝
12/23(土)13:00/埼玉
浦和 vs 磐田
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ベスト8の出揃った天皇杯は23日、準々決勝の4試合が予定され、埼玉スタジアムでは2006J1リーグ優勝を果たした浦和と磐田が激突する。
5回戦(16日)の福岡戦では、苦しみながらも延長の末、3−0と勝利を収めた浦和は、J1初制覇に続き、天皇杯連覇を目指す。今週20日には、天皇杯限りで退任することが決まっているブッフバルト監督の後任に、ホルガー・オジェック氏の復帰が正式に決まったが、選手、監督ともに再び元日を目指し、気の緩みはない。
「優勝がどんなにいいものか経験させてもらった。天皇杯もねらっている」。ブッフバルト監督は、リーグとのニ冠を達成し花道を飾るつもり。キャプテンの山田も「やっとJリーグチャンピオンになれたが、これに満足することなく天皇杯も頑張っていきたい」と話す。
しかし、そんな浦和にも不安材料は少なくない。ひとつは16日の天皇杯5回戦のあとは、17日の優勝パレードに、18日にはJリーグアウォーズへの参加など、イベントが続いたこと。嬉しい悲鳴ともいえるが、疲れは心配される。
加えて、そのアウォーズでMVPを獲得した闘莉王、得点王を受賞したワシントンがすでにチームを離れ(ともにブラジルへ帰国)、21日にはオーストリア1部リーグ、レッドブル・ザルツブルクに期限付き移籍することが決まった三都主が欠けるなど、主力3人が抜けた穴をどう埋めるかは注目だ。
リーグでは今季無敗を誇るホームで戦えることは浦和にとって有利な点だが、果たして。
一方、敵地に乗り込む磐田は、リーグ終盤では29節に浦和を下して以降、33節まで5連勝するなど、尻上がりに調子を上げてきた印象が強い。シーズン途中での監督交代など迷走する時期もあったが、最終的にはリーグを5位で終え、アジウソン監督の来季続投も決まり、チームの方向性は固まった。世代交代を図りながらも前田や太田らが成長したことで、チームに柱ができたともいえる。
ただ先の5回戦の大宮戦は、わずかシュート1本でつかんだ勝利に、救われた感があった。「いい事は何もなかった。神様に感謝したい」(アジウソン監督)。浦和戦に向けては修正が必要だろう。
チームの要、Jリーグベストイレブンにも選ばれた守護神のGK川口はケガのため(左ひざの内側側副じん帯の損傷)出場は微妙な状況。だが、大宮戦では替わったGK佐藤が、不甲斐ないチームの出来とは裏腹に、体を張った守りを見せ何とか失点ゼロで切り抜けるなど、最後尾でチームを救う活躍を見せた。今度は攻撃陣に期待したいところだ。
「このままでは終われない」。連覇をねらう浦和同様、来季につなげるためにも磐田としても負けられない状況に変わりはない。
以上
2006.12.22 Reported by 栗原正夫
J’s GOALニュース
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