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【J1:第30節 千葉 vs 新潟 プレビュー】千葉の勝利獲得には天皇杯敗退の要因の修正が必要不可欠。調子が上向きの新潟は対千葉戦初勝利を狙う。(06.11.10)

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11月11日(土)J1 第30節 千葉 vs 新潟(15:00KICK OFF/フクアリ)
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 8日の天皇杯4回戦で札幌に0−1で敗れた千葉。この敗戦によって、千葉が今シーズンに戦えるのはリーグ戦の残り5試合のみとなった。優勝の望みはすでになくなっているが、選手個々としても、チームとしても、来年につながる戦いをしなければならない。

 天皇杯4回戦の敗戦の要因ははっきりしている。攻撃ではパスミスで相手にボールを奪われたことと、相手の守備を完全に崩そうとパスをつなぐあまり、的確なシュートチャンスを逸したことだ。守備では失点シーンのように集中力を欠き、マークする相手にボールへ一歩先に走られたことが挙げられる。そして、これらの要因は試合後の言葉からわかるように、千葉の選手たちは十分に自覚している。あとは試合で修正できるかどうかだ。

 今節は、ヤマザキナビスコカップ決勝と天皇杯4回戦は出場停止だったDFストヤノフがスタメンに復帰予定。だが、その一方でDF水本裕貴が天皇杯4回戦で左足首を負傷したため、今節の出場が難しい。また、ヤマザキナビスコカップ決勝で左足を負傷したFWハースは天皇杯4回戦を欠場。その代わりに、天皇杯4回戦ではユース時代までFWだったMF山岸智がFW巻誠一郎との2トップに近いポジションでプレーし、得点チャンスに絡んだ。今節でのアマルオシム監督の選手起用とシステムに注目が集まる。

 対する新潟は、4日の天皇杯4回戦で徳島に2−0(得点者はDF三田光、MFファビーニョ)で勝った。リーグ戦では第26節横浜FM戦で1−0と勝って以来、2分1敗と白星がなかっただけに、チームのムードは好転した。リーグ戦第29節福岡戦で左足を負傷したDF海本慶治は欠場したが、リーグ戦第29節では左サイドバックを務めたDF中野洋司がDF千葉和彦とセンターバックのコンビを組み、落ち着いた守備で無失点に貢献。また、左足の負傷箇所が癒えたMFファビーニョが、4試合ぶりの出場で得点したことも好材料だ。千葉とは対照的に、精神面では完全に上向きの状態で今節に臨める。

 今シーズンの両チームの対戦成績を見ると、リーグ戦第17節は千葉が2−1(得点者は、千葉=MFクルプニコビッチ、MF佐藤勇人、新潟=FW矢野貴章)の逆転勝利。ヤマザキナビスコカップ予選リーグでは、千葉の1勝(3−2の逆転勝利で、得点者は千葉=MF中島浩司、MF羽生直剛、巻、新潟=MF鈴木慎吾、MF岡山哲也)と1分(0−0)となっている。リーグ戦の通算対戦成績は千葉の3勝2分で、千葉はJリーグ公式戦では新潟にまだ負けたことがない。千葉はその不敗記録を守り、きっちりと勝ちたい。

「今日の試合で千葉から離れてしまうサポーターもいるかもしれない。でも、次のリーグ戦ではそういうサポーターに戻ってきてもらえるような試合がしたい」(MF佐藤勇人)
 ヤマザキナビスコカップ優勝の『天国』から、天皇杯初戦敗退の『地獄』へ。選手はもちろんサポーターも味わった悲哀と悔恨を軽減するには、勝利という結果しかない。

以上

2006.11.10 Reported by 赤沼 圭子
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