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【J1:第24節 千葉 vs 京都 プレビュー】ヤマザキナビスコカップ決勝進出で得た自信と勢いを活かしたい千葉。京都の鋭いカウンター攻撃は要注意。(06.09.22)

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9月23日(土)J1 第24節 千葉 vs 京都(18:30KICK OFF/フクアリ)
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 20日のヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦を3−2で制し、2年連続の決勝進出となった千葉。延長戦の末、PKによる決勝ゴールという決着だったが、リーグ戦でも優勝争いを演じる川崎Fに勝ったことは自信になる。何よりも、ワールドカップ終了後に再開したリーグ戦で5連敗を喫していたホームゲームで、アマルオシム監督に初勝利をプレゼントできた。選手たちはそのプレッシャーからも解放され、安堵の表情を浮かべていた。

 ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦ではFWハースが負傷欠場したため、FW巻誠一郎の1トップ。だが、やり慣れた布陣でもあり、選手の気迫に満ちたプレーもあって、MF坂本將貴の先制点のシーンは人もボールもスピーディーに動く、素晴らしい攻撃だった。そして、2点目のMF山岸智の得点は相手の守備の隙を突き、スペースへの飛び出しを活かしたもの。好調時の千葉が復活しつつあることを感じさせるものだった。

 その一方で、依然として課題となっているのが守備面だ。ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦での2失点は、いずれもボールを持った相手に対するマークが緩んだことによって生まれた。今節の対戦相手の京都は、千葉のその弱点を突いて攻めてくるだろう。

 京都は、リーグ戦第23節でFWパウリーニョのPKによる得点を守りきって、F東京に1−0で勝利。第20節以降の連敗を3(いずれも無得点の敗戦)で止め、今シーズン初の無失点試合となった。今節は前節でパウリーニョと2トップを組んだFWアンドレが累積警告による出場停止。リーグ戦第22節では、今シーズンに千葉から移籍加入したFW林丈統がパウリーニョとの2トップでスタメン出場したが、果たして今節はどうなるのか。

 千葉と京都のリーグ戦の対戦成績は、千葉の10勝5敗。前回対戦である今シーズンのリーグ戦第15節は、巻の2得点で2−1(京都の得点者はMF星大輔)と勝った。だが、前節終了時で16位とJ1残留争いの渦中にいる京都は、今節も必死の戦いを見せるだろう。京都は守備が安定してきた分、カウンター攻撃に鋭さを増した。スピードのあるカウンター攻撃への対処に脆さを見せがちな千葉は、中盤でボールを奪われると一気にピンチを招く恐れがある。ここ2試合で改善されつつある、シュートで終わる意識の高さが必要だ。

 やはり京都がJ1残留争いを演じていた2003年のセカンドステージ第12節。逆に優勝争いをしていた千葉(当時)は、京都に先に3点(得点者はFW黒部光昭=2得点、MF松井大輔)を奪われ、2点を返すのが精一杯で優勝争いから一歩後退した。その試合で千葉の2点を取ったのが、現在は京都にいる林というのは何やら因縁めいている。

 千葉のリーグ戦初優勝の可能性は限りなくゼロに近い。だが、ヤマザキナビスコカップ決勝戦進出を果たした自信と勢いを、リーグ戦に活かさなければ意味がない。リーグ戦で勝利を積み重ねることは、ヤマザキナビスコカップの連覇達成へ確実につながるはずだ。

以上

2006.09.22 Reported by 赤沼圭子
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