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【ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 鹿島 プレビュー】スコアレスドローで迎える後半戦。ガンバ大阪はただ、シンプルに勝利を目指す。(06.06.08)

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6月8日(木)ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 鹿島(19:00KICK OFF/万博)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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AFCアジアチャンピオンズリーグ出場のため、予選リーグがシードされたガンバ大阪。今季のナビスコカップ初戦・アウェイでの準々決勝第1戦はスコアレスドロー。『ホーム&アウェイ戦の結果、勝点、得失点差で並んだ場合、アウェイゴール数が多いチームが勝利となる』というルールを踏まえ、「アウェイといえども、ルールを踏まえ、アウェイゴールということも狙いながらの戦いになる」と話していた西野監督だったが、最後まで鹿島の守備網をこじあけることが出来ず。無得点で試合を終えた。

この一戦を前に西野監督が心配していた「カップ戦にも流れがある中で、他チームは予選を勝ち抜いた勢いを持って挑む決勝トーナメントになるが、うちはそこに途中から入っていく難しさがある中でいかに流れに乗れるか。ACLのダナン戦後タイトな試合から遠ざかっている中でしっかり気持ちを切り替えて入っていかなければいけない」という部分については、全員がしっかりと集中をみせる中で戦えたが、ダナン戦後、練習試合等でも課題とされてきた『攻撃』 の部分では今ひとつ勢いを示せず。守備面では安定感を示したものの、攻撃では単調な展開が続く中でフィニッシュに繋がるようなラストパスをなかなか送り込めない、という反省が残った。

その『攻撃』の部分をいかに改善するか、が第2戦のカギ。特に先に述べた『アウェイゴール』を意識するなら、負けることはおろか、1点以上失っての引き分けでも準決勝進出は不可能になる。すなわち、『得点』を挙げることが最優先になることは言うまでもないだろう。これについて、第1戦ではトップ下に位置した司令塔MF二川は「第1戦の反省をふまえ、もっとゴール前の精度をあげなければいけないし、強引に積極的に習う姿勢が必要になる。ゴール前での攻撃の形にバリエーションを持ちながら、積極的にゴールを狙う姿勢を示したい」と意欲的。第1戦では沈黙した鬱憤をはらすべく、鹿島の守備陣を翻弄する動きで攻撃を支えてくれるだろう。

一方、鹿島もまたホームで無得点で終わった反省を今回のアウェイ戦にいかに活かすか。第1戦では出場停止だったチームの得点源、FWアネックス ミネイロの復帰は心強い限りだろうが、その鹿島もまた、前節、フィニッシュに繋がるような決定的な形を殆ど作れなかった現実がある。ただ、MF深井、MF本山、MF野沢といったスピード、突破力のある選手たちの飛び出しが効果的に行われれば、リーグ戦、ナビスコカップ予選でもチーム最多ゴール数を刻むFWアレックスミネイロが強引にフィニッシュへと繋げていくことは十分予測されるだろう。

第1戦を終え、アウェイゴールの適用を例に挙げる中で「0-0というスコアは我々にとってはプラス材料。ガンバに、失点してはいけないというプレッシャーを与えられた」と話した鹿島・アウトゥオリ監督。確かにそれも一理あるが、G大阪の攻守の要、ボランチMF明神に言わせれば「アウェイゴールとか難しいことは考える必要はなく、点を取って、ゲームに勝てばいいだけ。シンプルに、勝ちを目指したい」と、第1戦を終えた現状をマイナスにとらえる様子はない。これは他の選手たちも同様で、G大阪の頭にあるのは失点への恐れではなく、点を取ること、そして、勝利だけだと言えるだろう。今季、鹿島とのJ
リーグでのホーム戦で勝利(4/8第7節)を奪った、あの試合のように。

以上

2006.06.07 Reported by 高村美砂
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