6月8日(木)ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs C大阪(19:00KICK OFF/フクアリ)
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4日のナビスコカップ準々決勝第1戦でC大阪に5−2と大勝した千葉。しかし、序盤は流動的にポジションチェンジするC大阪の選手を捕まえきれず、マークの受け渡しがうまくいかなかった。前半のうちに1−1と追いつき、51分にはC大阪の得点源であるFW西澤明訓が退場となって数的有利になりながらも、70分にはPKによる失点で1−2。
「正直に言って、1−2になった時はマズイなと思いました。でも、昔と違ってみんなが下を向かず、ネガティブにならなかったことが大きかった」(千葉のMF佐藤勇人)
千葉はPKを与えたファウルでDF斎藤大輔が2度目の警告で退場。両チームが10人ずつになったことでスペースがさらに広がり、試合開始から飛ばしていたC大阪の運動量が低下したことも千葉には奏功した。昨年のナビスコカップで初タイトル獲得を達成したことで得た自信や経験もまた、後半の4得点を生み出した力を支えたようだ。
第1戦の大勝により、非常に有利な立場で8日の第2戦を迎える千葉だが、慢心や気の緩みは禁物だ。今シーズンはリーグ戦(第7節)でもC大阪に2−1で勝っているが、昨シーズンはC大阪にリーグ戦2敗のうえ、天皇杯でも敗戦。しかも、天皇杯は4日のスコアとは逆の2−5と5失点を喫した。今回の対戦ではC大阪がエースの西澤を出場停止で欠くが、千葉は豊富な経験に裏打ちされた守備力を誇る斎藤が出場停止。第1戦のようにミスでボールを失い、C大阪にカウンター攻撃を許せば、結果はどうなるかわからない。
そういった心理面も考慮してか、千葉のオシム監督は6日の練習をフクダ電子アリーナで行なった。アットホームな雰囲気の練習場とは違い、試合会場ならではの緊張感のような独特の雰囲気の中で、選手たちはピッチの芝の感触を確かめつつボールを追った。紅白戦形式の練習では、主力組はFWハースとFW要田勇一の2トップで第1戦とは違うシステム。さらに、斎藤が務めるストッパー以外にも選手の入れ替えやポジション変更があったが、それが必ずしも8日のスタメンと一致するとは限らないのがオシム監督の采配だ。
大量得点で勝利を収めて準決勝進出を果たしたいC大阪は、西澤の代わりにFW柿本倫明の起用が濃厚だろう。塚田雄二監督は4バックを基本としていたが、第1戦は3バックを採用した。結果的に3バックの両サイドのスペースを千葉に効果的に使われてしまって失点を重ねただけに、第2戦は果たしてどちらで臨むのか。ゴールラッシュを狙うには、4バックよりも中盤から前に多くの選手を配置する3バックの可能性が高そうだが・・・。
「昨年のナビスコカップの準々決勝と準決勝は、第1戦は勝ったけれど、第2戦は引き分け。浦和との第2戦は0−2にされてから追いついた。(公式戦再開となるリーグ戦第13節)G大阪戦にうまくつなげられるように、第2戦も勝ちたい」(千葉のMF坂本將貴)
受け身にならず、千葉らしい攻撃サッカーで勝てれば、また一歩成長した証となる。
以上
2006.06.07 Reported by 赤沼圭子
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